もう新品はプレミア価格でしか見かけなくなってしまったパイオニア製の最終型のドライブを中古で見つけ、入手しました。パイオニアのドライブは程度の良いものは中古ですら新品超えの価格のものが多いですが、これは新品の7割の価格でした。良心的。
箱付きで、そんなにダメージを受けていません。2023年製でした。製造年的にも申し分ない感じです。
筐体は ”「武蔵塗料社」製、高級ラバーコーティング ” がされています。一般的には加水分解が心配ですが、この塗料は「80℃×90%RH×2000 時間」の加速試験条件で「鉛筆硬度初期値保持」の結果を出しており、であれば常温25℃換算でその100倍~1,000倍(材料による)の時間は持つでしょうから、まぁ大丈夫ですかね。
余計なのが1つ。このディスク挿入口両端にある青いLED。ディスクが入ってようが入っていまいが光ります。すなわちMac/PCにつながっており、電源オフではない限りは点灯(ディスクあり)・点滅(ディスクなし)しっぱなしです。ディスクが入ってないと点滅(フェード点滅)しっぱなしというのも良くない。Macはスリープ運用が基本なので、つまりずっとLEDが点いていることになります。これでは目障り。あくまで予備機として保管しておきます。常用するとなったら分解してLEDを外すか、配線を切ると思います。
性能は申し分なし、スロットローディング式 Blu-ray ドライブとしてはかなり静かです。Mac/Windows 用ユーティリティソフトで「速度優先か静音性優先か」「CD読み取り時に厳格度優先か速度優先か」などが設定できます。Mac用は設定項目が少なく、Windows用だとさらに「電源投入時の強制イジェクト機能ON/OFF」や操作終了後のスピンドル停止までの時間なども設定可能になります。LED OFFも設定させて欲しかった…。
なお背面の接続端子は USB-C です。
オーディオ機器のようなインシュレーター(脚)が付属していたので付けてみました。付けるといっても付属のガイド台紙に合わせて両面テープで貼り付けです。アルミ製ですが軽量で、何の役に立つのかと思いましたが筐体下に空間ができるせいか、さらに動作音が静かになりますね。見た目もカッコいいです。なお製品の箱の梱包材には遊びがあるので、これを貼り付けても再梱包は可能でした。
そんなわけで、Pioneer 製スロットローディングドライブのスペアが入手できて、心の平穏が得られました。
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