声優の凄さを知る 「映画 おでかけ子ザメ とかいのおともだち」@109シネマズゆめが丘

妻と映画館に行き、妻は「国宝」を、私は楽しみにしていた映画「おでかけ子ザメ とかいのおともだち」を別々に観てきました。

あの子ザメちゃんがショートアニメではなく劇場長編(75分)で延々とサメ語を喋るという、インパクトのある映画です。今日時点での109シネマズでの扱いは、全国の109シネマズの概ね半分くらいで上映されていて、かつ、どの館も1日2回上映でした。私が行った「109シネマズゆめが丘」は2回上映のうち1回がキッズシネマでの上映で大人だけで入ることができませんので、実質1日1回の上映でした。

主要キャストはこうです;

子ザメちゃん 花澤香菜(バラエティ声優・自称ファッションリーダー)※サメ
あんこうちゃん 潘めぐみ(ガンダムジオリジン他・セイラ)※あんこう
うさめちゃん 久野美咲(リコリスリコイル・クルミ)※ウサギ
モヒカンあにき 梅原裕一郎(ガンダムNT・ゾルダン)※人間
はると 花江夏樹(鬼滅の刃・竈門炭治郎)※人間

もうお腹いっぱいですねwww

ストーリーはあるようなないような…一応、転校が予定されていて悲しみに暮れる女の子(人間)を慰めているうちにウッカリ都会にきてしまった子ザメが、都会で出会う人々に大切にしてもらいながらその人たちの心を動かし、再び元の街に戻る話なんですが……それだけといえばそれだけで、私の右の女性とか上映時間の8割くらいイビキかいて寝てましたけど、まぁ優しい世界ですよ。悪い人いない。原作コミックで言えば5巻あたりのエピソードが多いように感じました。メイド服着てサメサメきゅんするところとか、はるとの家に居候するところとか。

特に人間でない人たちの演技が秀逸で、サメとかあんこうとかウサギの向こうに全く人間の存在が見えないんですよ。いや声優さんの凄さを思い知りましたね。

私が子ザメちゃんの世界に心惹かれるのが、下の子が見ている現実世界がこんな感じだったから、というのはあるんですね。下の子は今でもその気はありますけど、高校生の頃までは本当に周りに悪い人がいない(と信じきっている)状態で、きっと世界がこういうふうに見えてたんだろうなぁ…ということを追体験できるのです。まぁ本人のキャラも子ザメちゃんみたいなところもあって、争いが嫌い、争うくらいだったら自分が降りる、ガンダムみたいな戦争ものには興味を示さないところか嫌悪感を抱く、というところなんかまるで子ザメちゃんです。

上映終了後、後ろの席の若いカップルの男の方が「いい…映画だったね…」としみじみ言うので、(そ、そうか???www いいか悪いかで言えばいい映画だけど、なんというか、そういう評価軸じゃないだろこれwww)と思ってしまいました。

 

入場特典は今は第二弾が配布中のようで、「かわいいゆびにんぎょう」ってwww じわじわくるなwww 子ザメちゃんではなかったです。あんこうちゃん。

公式販売グッズの方ですが、花澤香菜さんがショート動画で持っていたこれ:

この子ザメちゃんはグッズとして売ってるんですけど、もちろん劇場の売店では速攻売り切れで買えなかったので、カドカワストアの方でポチりしました。でも来年2月発送なんだって(;´Д`)

他に目ぼしいグッズはなかったので、表紙が光に反射してキラキラ光って「都会の夜」感を出しているパンフレットだけ買ってきました。800円。

こういう映画のパンフレットって中身どうなってるんだろう、って興味津々だったんですが、普通にスタッフ・声優インタビューで、意外にも文字数はとても多いです。まったく子供向きではありません。

あとこれとは他に劇場版準拠のコミック?ムック?があるらしいのですが、リアル書店では見かけなかったのでネットで買おうかと思います。→Amazonでサンプルが見られまhした。シナリオブックのようです。これなら買わなくていいかな…。

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