パトレイバーEZY File1 @109シネマズ湘南

本日より劇場公開(ODS)の「パトレイバーEZY File1」を観てきました。前回の「響け!ユーフォニアム最終楽章」に続き「109シネマズゆめが丘」での上映はなし。仕方なく「109シネマズ湘南」まで行ってきました。

直前の予告編を見たらすごく絵も綺麗だし面白そうだと思って行ったのですが、イマイチでした。

まず画質に変なエフェクトがかかっていて、最新アニメのパキッとした感じではありません。色収差エフェクトでないのだけが救いですが、1990年ごろの画質を再現してるのか、遠視で乱視の私がメガネをかけてもかけなくても同じ画質に見えるというのはちょっと残念です。

パトレイバーの視聴者世代というのは軒並み50歳以上だと思いますし、製作陣もそれなりの年齢。そうすると色々分別もついてきて、落ち着きますよね。その落ち着きがEZYの登場キャラクター全体に蔓延していて、画面の中の若い人も年取った人も妙な落ち着きがあるんです。演出も静かだし。

最近のナンノ(南野陽子)ちゃんのコンサートの何がいいって、ステージを見ている間は心が少年時代に還るんですよ。ナンノちゃんもそこに気がついたようで、最近「アイドルだった若い頃に寄せる」演出を徹底しています。

ですがこのパトレイバーEZYを観ても、気持ちがあの頃には還らないんですね。ああ、パトレイバーってこうだった、当時こういうワクワク感があったよね、ということの再体験にはならない。あれから何十年も経って、泉野明がいれば55歳という時代設定で、社会もそれなりに成熟しているのはわかりますが、パトレイバーってもうちょっと「うる星やつら」からの流れのようなドタバタ群像劇感とか、見栄切りなどの外連味があったでしょうよと思います。気持ちをあの頃に返すのは、画面に眠いエフェクトをかけることではないと思うんですが。

上映されたのはテレビフォーマットの3話分で、明確に1話~3話に分かれています。1話は犯人の犯行動機に感情移入できなさすぎるし、暴走レイバーの恐怖感も全くなし。2話はもう「仮想」という設定自体がワクワクしません。3話は多少昔のノリが感じられました。

なんだろうなぁ、特車2課の課長が単なる品のいいおばさんになってしまったのがダメなキーポイントなのかなぁ。後藤隊長みたいな「なんか裏がありそうな人」が画面に出ていることで常に張られている緊張感がなくなりましたもんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました