ハイビジョンハンディカムHDR-HC1を考える

家庭用ハイエンドビデオカメラのシェアをごっそり持って行きそうなHDR-HC1、確かにこの製品は賞賛に値する。

・今までのDVテープに、今までと同じ時間が記録できる。
・ちょっと前の家庭用ハイエンドDVカメラより安い。
 ビデオカメラの買い換えサイクルは6~7年なので、6~7年前にハイエンドDVカメラ
 (たとえばDCR-PC100など)を購入した層の買い換え用に最適。

こういう基本的なところを大事にするところは素晴らしい。ハンディカムはソニーの屋台骨なので、さすがに変なものは作らない。

しかし、どうも引っかかるのがMPEG2記録。DV端子経由でiMovieHDやFinal Cut Express HD、Adobe Premiereシリーズででフレーム単位の編集ができるが、パソコンに取り込んだ時点でMPEG2からフレームごとの独立した映像フォーマットに変換されるはずで、編集結果をテープに書き戻すと恐らく僅かに画質が劣化しているはず。

DV=テープのドロップアウト以外のダビング画質劣化要因はない と解釈していたユーザには「えっ、そうなの?」と思われるのではないか。

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