先代のCX550V使いとしては新型のスペックが気になるところ。変更点をみてみましょう。
まずレンズまわりを見てみると、先代のCX550Vのような鏡胴が丸いデザインではなく、ストロボが出っ張っているデザインになっています。CX550Vのさらに前の、CX520Vに先祖返りしたようなデザインです。CX520Vの前のCX12が、ストロボが出っ張っているとはいえ丸形を強調するデザインだったのと比べると、どうもデザインが交互に出ているように見えます。2チームがシーソーで開発してるんでしょうか。
レンズフードが付属したのはいいですね。ハンディカムだとフードの効果は「?」という説もあるようですが、あった方が気分的によいです。威圧感アップしますしね(ぉ
レンズは広角端がさらにワイドになり26.3mmに。これはレンズの改良と言うよりは、CMOSセンサーが16:9化したことによるもののようです。
記録モードは60pに対応したものの、残念ながらパナソニック同様の独自規格。AVCHD規格の60p対応はなかなか進みませんねぇ、というか「どうやら頓挫したようである」って…。AVCHDももう旧規格になろうとしていると言うことですか。内蔵メモリは1.5倍の96GBへ。
そしてマイク感度が2倍に。従来比で小さい音まで集音できるようです。モニタースピーカーも液晶の下に移動して、ステレオ化。液晶を裏返して収納した場合でも音がこもらないのはいいですね。
ビューファインダーは画素数は変化ないものの、アイカップの形状が変わり、若干目に当たる部分が太くなりました。当たりが優しくなるものと思われます。
GUIが変更になり、プレイリスト編集は割愛されましたが、「イベントブラウズ」という、撮影の頻度を検知して自動的にシーンをグルーピングする機能が追加になったようです。CX550VのGUIも使いやすいとは言えないので、変更は歓迎です。トップメニューはNEXっぽい雰囲気のものになりました。
そして極めつけはUSBケーブルの内蔵!
PCへの転送はもちろん、充電もできるそうです。
これはすこぶる便利そう。
え?でもこれどうやって収納するの? と思いきや…
収納しない!!(笑)
え?ええ? これはアリなのか、ソニー!?
まぁCX550Vからの買い換えを喚起させられるようなスペックではありませんが、地味に全方位が進化しています。HDR-CX12とかCX7あたりからなら買い換えを検討してもいいでしょうね。
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