「業績悪化の要因となっているPDPやDVDレコーダ事業の抜本的な構造改革に着手すること。そして、コアビジネスに成長したカーエレクトロニクス事業に注力し、収益性を回復させる」
とのことなので、プラズマとDVDレコのモデル数を絞りつつ、部品の汎用化を進めたり、開発メンバーを少数精鋭化して原価低減を図るんだろう。
社長が自負しているとおり、パイオニア社の製品自体は悪くない。が、プラズマもDVDレコも、松下の圧倒的なリソース投入にはかなわなかったというわけだ。パイオニアが「フルHD」を叫んだからこそ、他社もフルHDパネルに向けて腰を上げた面もあるし、DVDレコで簡単さを最初に売りにしたのもパイオニアである。彼らの功績は大きいと思うのだが。
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