またもやキヤノン製品を購入しました。
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HS-1220TUG、いわゆる電卓。
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幅約10cmクラスの標準的なデスクトップ電卓。
主にツマが家計簿つけたり、子供の勉強の検算をしたりするのに使っていた電卓の調子が悪いためリプレース。
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ちなみに今まで使っていた電卓は、コレら。
AURORA DT410と、その前はCITIZEN DM-603。
いずれも室内の明るさ程度のソーラーパワーでの駆動が辛くなってきてしまった。
難しい計算をさせると途中で消えてしまうとか(笑
CITIZENの方はそれに加えキータッチも怪しい感じ。
AURORAってなにげにシェア伸ばしてますよね。会社でも気がつくと事務系はみんなAURORA、みたいな。まぁそこそこの品質をそこそこのコストで、という電卓なんだろうけど、趣味性はないなぁ。
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Canon HS-1220TUGの最大の特徴は、このキーにある。
デスクトップパソコンライクな立体的なキー。
キーの端を押してもきちんと入力できる。
もちろん前のキーを離す前に次のキーの入力ができる「ロールオーバー入力」対応だ。
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液晶は文字が大きく、12桁表示。
室内程度の明るさでのコントラストや応答速度も申し分ない。
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液晶部分に僅かに傾斜がついているのもいい。
フラットだと見にくいし、角度可変式だと中に入っているケーブルの耐久性が心配だ。
実際、大学合格記念に当時の担任兼数学の先生から頂いた二つ折りの電卓(CASIO fx-470)は、ヒンジのフレキがやられて5年でお亡くなりになった。コストがかかったいい電卓で、関数電卓ながら四則演算キーが大型であるなどなかなかの神機だったが、あのフレキ断線の悲しみ以来、角度可変電卓は嫌忌している。
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どのくらい使うか不明だが、ファンクションキー的ないくつかの特殊キー。
実は本モデルには兄弟機があと2機種存在し、このファンクションキー含め、微妙に仕様が違う。
HS-1220TUG(当モデル)…ボディ色シルバー、ファンクションキー「万」「千」、12桁
HS-1220TSG …ボディ色ブラック、ファンクションキー「原価」「売価」「粗利率」、12桁
HS-1020TUC …ボディ色ホワイト、ファンクションキー「万」「千」、10桁、抗菌ボディ
ブラックもホワイトもデザイン的には素敵だったが、原価計算はしないし、10桁よりは12桁の方が良かったので、最もベーシックな当モデルを選択。
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関数電卓ではないので、取説は実にシンプル。
目を惹くような特殊機能はない(笑
時間計算も一度使えば解るし。
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裏面にゴム足が4個ついているのもポイントが高い。
安いモデルだと2個ないし付いていない場合もある。
ちなみにフタの中にはリチウム電池が入っており、ソーラーパワーが一時的に途切れた場合の計算結果の保持などに使われる。
大御所のカシオやシャープももちろん検討したが、このしっかりしたキーを採用してわずか千円台で買えるこの機種のコストパフォーマンスは、頭一つ抜きんでていると思う。
なおムスメには「なんでこの計算機、カメラのマーク(キヤノンのロゴ)が付いてるの?」と尋ねられたが、
ばっさりと「事業多角化のため」とは言えなかった。
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