昨日掲載した方眼紙を重ね合わせたテスト画像を作成する際の注意点を1つ。
俺が測定した環境では、原画の縦横比に対して、
RICOH R8の撮影結果のアスペクト(縦横)比が約0.3%縦長、
EOS 40Dの撮影結果のアスペクト比が約1.2%横長、
R8のモニタを40Dで撮影した結果のアスペクト比が約2.1%縦長、
という結果が出た。これだけ各パラメータに誤差があると、2つの方眼をアスペクト比を保ったまま綺麗に重ね合わせることは困難である。
今回はアスペクト比を検証するのが問題ではなく、歪み量を検証するのが目的なので、マス目ができるだけ合致するよう、アスペクト比を調節した上で重ね合わせてある。歪み量に差が生じている場合、アスペクト比を調節してマス目をあわせたところで、合わせきれない直線の歪みが生じるはずである。
コメント