どうしたソニー

折角15万円だか25万円だか出すのに、全部入りの機種がないというのはちょっと萎えるソニーのブルーレイ秋の陣。

機種数のボリュームは確保したい。でもブルーレイだからローエンドモデルでもそこそこ高画質・高音質。今までのように画質差・音質差というヒエラルキーでは6モデルも投入できないのは解る。が、こうして「使用目的」を勝手に決めつけられて全部入りの機種が存在しないことは、どうもしっくりこない。

値段お高めのX95/X100には、マルチカードスロットがないし、L95にはマルチカードスロットがあるが、前面アナログ入力端子がない。「録画中にはBDビデオやAVCHD DVDは再生できない」制限に至っては全機種にもれなく標準装備だ。

ソニーのブルーレイは、主要なLSIを一部NECに依存していたはずだが、もしこの雑多な機能制限がNECに依存しているとしたら切ない話だ。今までソニーはキーとなるコンポーネンツを内作することで他社を寄せ付けないブッチギリ製品を作ってきた面があるのだが、昨今のソニーのブルーレイレコーダーを見てると何となくソニーの思い通りの製品が作れていないのではないかという気がしてならない。

とはいえ、ないものねだりをしていても録画機会を失うだけだ。サイカさんはBDZ-L95が本命のようだが、俺もこのラインアップから選べと言われたら、たぶん同じになる。殻付きDVD-RAMが使えない点については、松下も同じになってしまったので。

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