マクロスF最終回+コードギアスR2最終回

はー。両方とも終わっちまった。来週からの新作は「ガンダム00」しか見るものないな、とりあえず。

同時期に始まり同時期に終わったこの2作品、当初はマクロスFの方が面白いかと思いきや、終わってみれば「あれ?コードギアスの方が面白かった?」みたいな。

マクロスFは近年まれに見る美麗な作画だったものの、伏線が多かった割には消化しきれなかった印象。背負うものが多かったのは辛かっただろうと思うが、これが1年間放映だったら深みのある話になっていただろうなと。ただ、初代マクロスは1年放映だった故か、作画崩壊がしばしば見られたが…。

映画化もされるということで、映画に繋がるようなほぼ大団円(だいだえん)的エンディングだった。シェリルも余命幾日もなさそうな状態だったけど、最終的には脳内のアレなウイルスはランカのように子宮付近に蓄積されて人体と共存できるような形になった、ということでいいんだよね?

この作品のためにオーディションされたというランカ・リーの中の娘こと中島愛は今後も何らかの形で活躍するのだろう。さすが多数の中から選ばれただけあってその声は耳に心地よかった。特に「What’bout my star?@formo」のサビの部分、「おっぱいマイスターWhat’bout my star?」の声質が好きだったな。

コードギアスR2も話数はマクロスFと同じだったものの、常に視聴者の斜め上をゆく展開で飽きさせなかった。(「学園モノ」の話は息継ぎだったと思いたい。)あれだけの罪を背負った主人公ルルーシュは、このままのうのうと生きていられるわけはなかろう…とはうっすら感じていたが。

唯一助けたかった妹のナナリーが自活できる確信を得たことで、ルルーシュが世界を巻き込んでしまった壮大な親子喧嘩+兄弟喧嘩の落とし前を付けるべく、その償いとして世界の憎しみを一身に集めたまま、かつて自らが演じた正義の味方「ゼロ」によって自身を暗殺するという計画を立案・実行するという衝撃のラスト。かなり秀逸だった。

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