ゆるキャン△@TOHOシネマズ海老名

TOHOシネマズ海老名!?チネッチタじゃないのこれ?

はいチネチッタです正解。映画を観たのは海老名ですが、このカットは神々の山嶺を観たときに撮りました。TOHOシネマズ海老名は色気ないので。後ろのテント類はスタッフが用意したそうで、「劇中登場グッズとは異なります」とのこと。

 

チケット販売窓口もこう。すごいゆるキャン△愛です。この時間帯は「ゆるキャン△・舞台挨拶付き上映回」だったようなのですが、そこであえて山岳舶来アニメ(神々の山嶺)を観るというスタイル…。

さてゆるキャン△ですが、松竹映画なのでいつもの富士山ロゴ画面が出ます。もうあの富士山にS松竹ロゴは私の中ではガンダム作品に紐付けられているので、あの画面を見るだけで無条件にワクワクしてしまいます。ですがこれはゆるキャン△。モビルスーツは出てきません。これはそういう映画だぞ…と心に念じながら富士山ロゴを見ていました。そういえばゆるキャン△ってテレビ版も富士山からのカットインが多かったよなぁ…と思い出しているところにその通りの展開。開始0秒で噴いてしまいました(笑。やるよな、やっぱりやるよな、悪ノリ(笑。

TV版からすればスピンオフ的な作品なので、絶対に「最後は元に戻る」という展開になるだろう…とは予想していました。そして中盤、あのアクシデントが起きた時点で「ほらな」と思ったのですが、よく考えたらこの時間軸は彼女たちが大人になったあとの未来。なにも起きた変化を元に戻さなくてもテレビ三期には影響はないわけです。

松ぼっくりが最初に登場したときに「\コンニチワ/」がないのが淋しかったですが、あれはしまりんが大人になって忙殺されて、子供心を失ってしまったことへの暗喩なんですね。その証拠に後半、自分らしさを取り戻した彼女には松ぼっくりの声がちゃんと聞こえます。

いぬこは教員になっているのですが、「うそやでー」の時の目が「あの目」ではないのは、やはり子供たちにはそんなあくどいことはしない、教員として一線を引いていることの表現なんだろうと思いました。あと恩師・鳥羽先生と教員同士としてのちょっとした会話が胸熱でしたね。

大人になった彼女たちが楽しむ側から楽しませる側に回り、楽しさが伝搬すればいい…という考えに至る着眼点はとても良いと思います。このアニメ(テレビ版)が始まったときには「オッサン趣味をオッサンで描くとむさ苦しいのでJKモチーフで描いている」と解釈していたのですが、この映画に至ってちゃんと地に足の付いた「大人の女性の映画」に昇華したように感じました。もちろん、若干の非現実さ(都合良すぎる援助、たまに失われる距離感、無限の体力)はありますが、そういうリアリティを追求する作品ではないので…。

自分はしまりんが勤める編集部の編集長に感情移入してしまいましたね。若い社員を見守る目というか、一線を引いて見守っているところがいいなぁと思いました。参考にするぞ。

ラストに「とある展開」があるのですが、あれ?オレ、これと同じ展開の米海軍エリート部隊の映画を最近観たような気がする(笑…と思ってしまいました。同じ展開の映画が立て続けに封切られるなんて、奇遇にも程がある…。

テレビ版三期にも期待しています。宜しくお願いします。

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