HDR-CX12 幼稚園のお遊戯会に出動

今回は下の子(2歳)を連れて行く関係上、ツマが一眼レフを使えず、私がHDR-CX12とEOS 40Dの両方を担当することになった。カメラ席は講堂の最後部なのだが、三脚も立てられるし、三脚に乗せたHDR-CX12の画角を固定し撮影している間に、一眼レフで撮影しようという目論見である。なお、幼稚園の講堂なので、ステージまでの距離は10mほどである。

実際に撮影してみて解ったことを列記する。

まずCX12の顔認識とスマイルシャッター。

ステージ全体を映した場合は顔が小さすぎて顔認識は全くかからない。6人くらいが並んだ状態の全身ショットで何とか顔認識がかかり始めるという程度だ。スマイルの感度は最高にしたのだが、まったく引っかからなかった。たぶん正面顔を捕らえられなかったことと、常時被写体が動いていたためかなと解釈している。いや、みんな真顔だったからと言うのが一番大きいか。(ぉぃ)

気になっていた、CX12のクセの一つであるフォーカスの微動は、遠景だったせいかあまり目立たなかった。

そして三脚。CX12と互換性のあるリモコン三脚を用意しなかったのでCX12本体を直に操作したのだが、結構手ぶれ(操作ブレ)した。

特に一眼レフと交互に操作したので、ずっとCX12に手を添えているより手振れはひどかったと思う。素直にVCT-80AVを用意すべきだったかも知れない。但し、CX12のリモコン端子のフタはミニHDMI端子と共通であり、今回のような室内ではまだマシだが、運動会の際などはフタを解放しっぱなしにせざるを得ない点に躊躇するかも知れない。別途テープなどで目張りが必要か。

音声。会場のPA音は内蔵マイクの割にはえらくクリアに撮影できて驚いたが、自動録音レベルがやや低めに設定されているのと表裏一体かも知れない。一方ステージ上の個人の声は蚊の泣くような声。

たぶんあの音量では純正ガンマイクでもダメで、社外のよさげなマイクはCX12に外部マイク端子がないため使えない。Bluetoothマイクをいい位置に設置できれば良かったかも知れない。でもBTマイクは使いこなすの難しそうだなー。

EOS 40Dの方は70-200mm F4Lで撮影したが、ISO1600でもF4.0ではSS=1/200程度しか切れず、被写体の動きは止められなかった(被写体ブレ)。スポットライトが強めに当たってSS=1/640を切れたときには結構キッチリ止まった。こういうときはF2.8のレンズとか、ISO6400が使える本体がモノを言うなぁと実感。実際にカメラ席の隣の人はEOS 5D + EF70-200mm F2.8Lという50万円セットでかなり羨ましかった。(笑

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