マンフロットの055CXPRO3三脚と804RC2を試用した続報です。私は普段はSLIKのユニバーサル88デラックスという18年(くらい)もののアルミ三脚を使っているのですが、ヤレこそないのですが、(1)あちこちに指を挟みやすい (2)重い (3)高さが低い (4)あちこち四角いので運搬時痛い のが難点で買い換えたいと思っていました。ユニバーサル88デラックスには標準的な3ウエイ雲台が付属しているので、マンフロットに乗り換えるとすれば雲台は804RC2が一番違和感が少ないかなぁと思っていました。(804RC2よりもっといい雲台もありますが、重かったり高かったりします。)
試用しているときは055CXPRO3込みの使い勝手の良さに感激して気がつかなかったのですが、今思い返してみれば、雲台804RC2はやはりたわんでいたように思います。画角をビシッと決める際に、手を離した後のほんの僅かなたわみを考慮に入れる必要はありました。
また、私が慣れてないからだと思いますが、光軸に対して回転方向に調節するためのハンドルを緩めると、右方向にも少し下げることができるのに違和感を覚えました。ユニバーサル88デラックスの雲台は、左側には90°回りますが、右側には0°=まったく回らなかったのです。そのためレバーを緩めてもカクンとなりにくかったのですが、804RC2は気を遣っておく必要があります。もちろん3ウエイ雲台として正しい動作なのは804RC2の方で、ユニバーサル88デラックスの雲台では安心感はありますが機能不足です。
でもマテヨ、と思いました。
804RC2の自由度が高くて、レバーを緩めたときに気を遣う必要があるのなら、自由雲台496RC2でもいいんじゃないかなぁと。耐荷重は同等、でも関節が少ないからたわみは少ないはず…。何より軽量だし、メリット多いなぁと。
実は試用した当日、496RC2もお借りしたのですが、ウッカリそれで撮影するのを忘れてしまったのです(ごめんなさいごめんなさい>みんぽす事務局)
という訳で、496RC2の真の使い心地はよく解らないのですが、少なくともオールアルミ製みたいだし、プラスチック系の804RC2よりはタワミは少ないかなあと予想しています。
なお496RC2の上位モデルとして、水平(パン)方向だけ独立して回転させられる498RC2というモデルもあります。うーむこれも便利そう…。
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