Entourage/OutlookからApple Mailへの移行ができない

EntourageからApple Mailへのインポートを行ったところ、メールの一部が文字化けする現象が発生。数えてみたら全メール4,000通のうち、1,200通程度が何らかの文字化けをしていた。

メール全体が文字化けしているなら対処法もあるんだろうけど、上のようにメールの一部だけが文字化けして、かつ、全メールの1/3くらいしか文字化けしていないというのは、どうにもこうにも打つ手がない。

Thunderbird経由とかのインポートも試してみたけど、ダメ。なお、Apple MailにはまだOutlookからのメールのインポートが実装されていないので（そりゃそうだ）、Entourage→Outlook→Apple Mailという三段活用もできない。ちなみにEntourage→Outlookの移行では文字化けは全く発生していない。

これはOutlookを使い続けるしかないかなぁ…と腹をくくりたくとも、Apple Mailとの比較では一長一短。

【Apple Mailから見たOutlookのいいところ】
– Entourageから移行しても文字化けしない
– 裏技的方法を使わなくても、ニックネームメールアドレス（同じサーバーを使うサブのアドレス）を使い分けできる。
– Windows版Outlookのユーザーなら馴染み深い。
– 手動でメールをDrag&Dropで振り分ける際も、メールを掴む際にワンテンポ待たなくて良い。（Outlookが良いと言うよりは、Apple Mailがオカシイ）

【Apple Mailから見たOutlookのダメなところ】
– 表示フォントに「ヒラギノ」を使うと、無駄に行間が空いてしまい、表示できる行数が少ない。
（MSゴシックを使えば解消されるが、あんな汚いフォントは使いたくない）
– 無駄に多機能。ツールバー/リボンUIで使わない機能を非表示にできない。
– 検索ボックスがリボンUIになく、検索ボックスを常時表示させておくだけのためにツールバーを表示しておく必要がある（command + Shift + Fを覚えるしかないか…）
– メール受信なしの時の音が小さくて聞こえない。（大きい音に変更もできない。）
– メール受信時の進行状況が、別に「進行状況」ウインドウをわざわざ表示させないと確認できない。（メインウインドウの空きスペースに表示してくれればいいのに…）
– 予定表がCalDAVに対応していないので、結局はiCalを併用することになる。

Apple Mailが、一見機能がないように見えて大抵のことができてしまうが、やっぱり肝心なことができなかったりするのに対して、Outlookは一見多機能なように見えて、やっぱり肝心なことができなかったりする。
（つまりどっちも肝心なことができない。（笑））

でも個人的にはApple Mailにインポートした過去メールの文字化けが致命的。いくら問題があってもOutlookを使い続けるしかないなぁ。将来提供されるであろうコンマ１のバージョンアップでは改善されなさそうな不満点多数なんだけど、仕方ない。

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