Adobe Creative Suite(CS) 終了のお知らせ

…と書くと物騒だが、Creative Suite(CS)が終了して、今後はサブスクリプション版のCreative Cloud(CC)のみになるということである。つまり未来永劫ライセンス版のAdobe CSは現在のバージョン(CS6)で終了で、次のバージョンはCCでしか提供されない。

今までどのエディションを使ってきたかにもよるけれど、CSを新メジャーバージョンリリースごとにアップデート版を導入してきたユーザーにとっては、トントンかやや値上げ、単体製品ユーザーは大幅値上げになる。

私などはPhotoshopの単体製品ユーザーなので、今まで約25,000円/18~24ヶ月のところ、2,200円/月=52,800円/24ヶ月になってしまう。これは辛い。辛すぎる。救済策はないのだろうか。

…と思ってAdobeのサイトをよくよく確認したら、移行を促進するための「特別提供版」なるものがあり、それだと最初の12ヶ月間が1,000円/月。但し申込期限(キャンペーン期間)は2013年7月31日まで。そこまでに腹を括れと。もっとも、これを購入しても翌年(2年目)以降は2,200円/月な訳で、長期的には52,800円/24ヶ月に限りなく近づいてしまう。今までだって高いと感じてたのに、これ以上の負担はできないなぁ。

さて、自分はどうしようか。とりあえず現時点では、

「7/31までの特別提供版含めて、見送り」

という判断かな。もしOSやハードウエアのアップデートでCS6が動かなくなったり、魅力的な新機能が増えたり、25,000円/18~24ヶ月以下で使えるような価格が設定されるのであれば改めて考えるけど、現時点でCS6を使っている現状では、CCに飛び乗るメリットが価格面含めて感じられない。

ところで現在、フル版のPhotoshopを格安に購入する方法として、通信教育事業者による「通信教育プログラムとAdobe製品のセット販売」が行われているケースがあるが、これはどうなるのだろうか。「アカデミック版が12ヶ月分付属」などという商品になってしまうのだろうか。

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