そういえば今年のこどもの日も、鯉のぼりが少なかったですね。我が家もオモチャみたいな鯉のぼりを物干しの端っこにくくりつけたくらいでしたが、子供たちは「♪やねよーりー高い…って言うけど、屋根より高くないじゃん」と不満げ。ご近所にも本格的な鯉のぼりは３軒くらい上げているところを見かけましたが、うち、屋根より高かったのは１軒、しかもそれはとある団体のものでした。
子供の数、特に充分な場所が確保できる田舎での子供の数が減ってるからとか、高齢の祖父母では毎日の上げ下げが辛いとか、ポールは常設するのか？落雷、倒壊リスクは？などと上げない理由は色々考えられますが、まぁ、大雑把に言えば価値観の変化ですかね。そこに10万とか15万とか出すか？みたいな。社会全体の無邪気さが後退したのかも知れません。
ただその一方で、観光地等に飾られる大規模な鯉のぼりは盛況で、鯉のぼりはもはや個人で楽しむものではなくなってきているようです。学校で教える「♪屋根より高い」も、じき、時代にそぐわなくなるでしょうか。
個人的にヒットだったのは高速道路の「吹き流し」の代わりに掲げられていた鯉のぼりですかね。運転中だったので写真は撮れませんでしたが、吹き流しはデザインガイドラインがあるはず。でも堅いこと言わない、ああいう遊び心は大好きです。
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