うーん、大団円と言えば大団円なんでしょうけど、エヴァンゲリオンってこういう作品だったかなぁ(笑)というのが率直な感想。1巻とか改めて読み直してみると、まったく目指すところが異なる別の作品としか思えません。いや、こういう執筆が長期にわたるものについてはしばしば見られることではありますが、当初は神と人類が戦っていたような気が…(笑。
もうちょっと、SF色の強い作品かと思っていたんですが、時代の若者はこの作品に拠り所を見いだし、そしてこの作品が時代の若者の気持ちを受け止めているうちに、こういう結末になったんだろうなぁと勝手に推測しています。自分はこの作品を初めて見たとき既に26歳でしたから、そんなに入れ込むこともなくどこか一歩引いたところで見ていた気がします。やっぱり思春期に見た作品を一生引きずりますよね。私だったらガンダム、その上の世代はヤマト、その下の世代はこのエヴァという風に。そもそもエヴァのデザインがやたら細身で胴長で手足が長い、というのがもう私の時代のセンスではありません(笑。
まぁそれでも未完の新劇場版は楽しみです。庵野監督はやってくれると思います。
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