久しぶりに買いました。「○○○のすべて」。興味を持ってこのシリーズを買ったのは、現行型のプリウス以来です。以前は新車が出る度に買っていたのだけれど、最近は興味の持てるクルマが少なくなったからなぁ…。
本誌の内容で楽しみにしていたのはドライビングインプレッション。ライバルの筆頭に挙げられていたのはAudi A3でした。ほか、BMW 1シリーズ、VW GOLFなど。ライバルとどう違うのか、新参のプレミアムブランドのあるべき姿とは、そしてCT200hはそれをどれほど具現化しているのかなどが書かれています。
さてこの本、かなりメーカーに配慮して書かれており、冒頭から「大人4人がくつろげる…」というテキストを見たときにはツッコミを入れたくもなりましたが(たぶん実車確認前に仕込んだテキストでしょう)、隅々まで読むと真実がちゃんと書かれています(笑)。やはりLEXUS店で座ってみて実感したリア席の狭さは思い過ごしではなく、それは足下空間の狭さに起因しているらしいということが解りました。メーカーが想定するターゲットは都市部の独身、またはカップル世帯とのこと。やっぱり2人利用が基本なんだね~。
A3と外寸サイズがほぼ同じで、トランクルーム容量もほぼ同じ。それでハイブリッドが成立しているのだから、室内が狭くなるのは当然。物理的制約は覆せません。うーん、A3のユーザー層の一部にはライバルとはなり得るけど、全てのユーザーのライバルというわけではなさそうだな…。
本誌にある「『燃費がいいから』という理由で選ぶのではなく、『プレミアムハッチを比較して選んだら、たまたまハイブリッドで燃費も良かった』」というのはすごく共感する部分で、仮にCT200hがハイブリッドじゃなくても、すごく商品力が高い。それがハイブリッドだというのだから、奥さんを説得するいい材料になると思います。
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