ファイル同期後のiCloud Driveの解約時の注意

iCloud Driveを少し使ってみて、だいたい使用感が分かりました。

・ファイル同期自体は完全自動だが、各アプリの保存ダイアログがやっぱり一瞬引っかかる動きをする
・大きいファイルを生成すると、同期が完了していないにも関わらずMacが設定通りスリープに入る。そこは同期が終わるまで寝ないようにしようよ…。

他社の類似サービス(Dropboxなど)と比べると、やはりOSメーカーが提供しているだけあってOSとの統合という意味では一番だとは思います。ただ満点かと言われるとそうではない感じ。

実際に必要になるのはもう少し先なので、一旦解約(無料の5GBプラン)に移行することに。

MacOS X側の「機能設定」の「iCloud」から「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」の保存をOFFにすれば同期が解除され、一旦はローカルの「書類」と「デスクトップ」からファイルが消えたように見え、すべてiCloud Drive上に移ったように見えます。

ここで無料の5GBプランに移行する前に、もちろんiCloud Drive上のデータをローカルに移動してiCloudの使用容量を5GB以下に減らさなければいけませんが、ローカルHDD/SSDに十分な容量がある場合、すでにiCloud Driveのローカルコピー(但しユーザーからは見えない)を持っているせいか、iCloud Driveからのファイル移動自体は一瞬で終わります。

そしたら晴れて無料プランに契約変更…と思いきや、iCloud Drive側の容量が減っていません。

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いや、よく見ると少しずつ減っているようです。
200GB減るのに1時間くらいかかりましたので、2TBプランを解約するとなると結構な時間がかかりそうです。契約期間ギリギリに解約すると解約が間に合わなくなるかも知れませんね。1日くらい余裕を持って解約されることをお勧めします。

さて、これで完全に元に戻ったかというと、そうではありません。

家中のすべてのMacのiCloud Driveの「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」をOFFにしても、Mac側の「書類」フォルダが、「書類 – ローカル」と表示され、相変わらずiCloud上には空の「書類」「デスクトップ」フォルダが残ったままになっている上、時々ファインダーウインドウ上に同期状態を示す円グラフが表示されます。(すなわち、同期をするためのエージェントが動き続けているようです。)これを解消するには、すべてのMacからiCloud DriveをOFFにしないといけないようです。

すなわち、一度iCloud Driveの「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」機能を使ってしまうと、その機能をOFFにしただけでは同期を司るエージェントをOFFにすることはできず、iCloud Drive自体をOFFにする必要があります。

これ、バグだと思うけどなぁ。報告しておくか。

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