ヴァイオレット・エヴァーガーデン劇場版Blu-ray(4K版と2K版のセット)が届きました。Ultra HD Blu-ray のソフトを買うのは初めてです。
ギルベルト少佐への最後の手紙入り…なんか、見てはいけないようなものを見てしまった気がします。手紙はテルシス語と日本語の2枚が入っていますので、解読の必要はありません。内容は基本的にラストシーンで少佐が手にしていてヴァイオレットの声で朗読されるものですが、テルシス語で本編の画面には映るもののセリフとして読み上げられない「最後の一行」が存在することが分かります。
手持ちの唯一の4Kモニタ、DELL U2720QM + PS5で再生してみました。なるほど、これがUltra HD Blu-rayですか…。
ただ、思っていたほど普通のBlu-rayとの差を感じなかったので、比較してみました。
左が通常のBlu-ray(2K)、右がUltra HD Blu-ray(4K, しかもHDR)です。ディスプレイには両方とも2160p信号で入力されています。PS5のアップスケーリングが超優秀すぎるのだと思いますが、思いのほか差がありません。(拡大すると目尻のあたりに若干差を感じますが、動いていたら気がつかないレベルです。)強いていうならば2Kの方は、超解像アップスケーリングにありがちな「線のカクつき」が見られますかね。
そして解像度より違うのは色と明るさ。4Kの方はさらにHDR(ハイダイナミックレンジ)ということもあって、表示デバイスの性能に委ねるようなニュートラルトーン。一方2Kの方はテレビ的。明るい部屋で見やすいのは2Kですが、映画的な情緒を感じるのは4K HDRの方ですね。ただ、再生環境もそれなりに本気が要求されますね。
Ultra HD版の方は音もDolby Atmosという3Dオーディオなのですが、これはDolby Atmosのデコーダーが入った機器が手元になく試せず。次にテレビを買い換えるときは4K + Dolby Atmos対応サウンドバーですかね…。Dolby Atmosも本気で環境を揃えると、テレビより高くなるので悩ましいところです。
とまぁ作品の内容に一切触れていませんが、物語の最大の謎に決着を付ける完結編。何度でも観てられる完成度の高い絵と音です。サウンドトラックのジャケットが、この劇場版の「続き」のシーンですよね。じんわりくる絵ですね。
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