Bさんが公開2日目に観に行かれていて「え?そういう映画?」と考えを改め、今更ではありますが観に行ってきました。自分はこの「SSSSグリッドマン」(以下グリッドマン)と「SSSSダイナゼノン」(以下ダイナゼノン)はポケモンくらい子供向きの作品だと思い込んでいてまったくノーチェックだったんですが(特にダイナゼノンはポケモン感ありますしね)、どうやらオタクが見たい映像を羅列した作品らしい、という話を聞いて興味が出てきました。但しTV版未見では何のことやらさっぱり分からなそうだったので、Bさんに「ダイナゼノンだけ見れば映画版を見て良いか」と尋ねたところ「ダメ」とのことでしたので、グリッドマン/ダイナゼノンの双方を観た上で映画版を観に行きました。
結論から言えばBさんの言ってたことは正しくて、ダイナゼノンだけの予習では訳分からなかったでしょうね。
しかしパンフレット、エヴァンゲリオンなどと違いネタバレ注意とか書かれていないので、終盤に出てくる特定のキャラに関する案件が一切書かれていません。そもそもそのキャラについて誰も触れてないんですよね…。結構ツッコミどころだと思うんですが。
ただしスタッフロールを観ると確かに出演していることになっているので、まぁ上映前にここをつぶさに観ればネタバレにはなってしまうかも知れません。もっとも、出てくること自体と言うよりは「出てきかた」がネタバレ要素なので、大丈夫ですかね。
しかしダイナゼノン側のこの2人、
リコリコ難民、ダイナゼノンを見てくれ!(再掲)#SSSS_DYNAZENON pic.twitter.com/YpLmuguSE2
— ヤオダイ / Dai Yao (@daidaiyaoyao) October 4, 2022
まぁこういうことですよね。
入場者カードは貰ったときには意味が分かりませんでしたが、終わってみればこれが最大のネタバレカットだったという(笑。上映終了後にこれを見てフフッと笑ってしまいました。
そういえば終盤、グリッドマン側の主人公、響 裕太(17)が、ダイナゼノン側の主人公、蓬(よもぎ)と夢芽(ゆめ)に冷やかされたときに「あーもう、そういうのいいから!」というセリフがあるのですが、我が家の男子高校生(17)もおちょくるとまったく同じセリフを吐くので、生の高校生の会話を研究してるなぁと感心しました。もともとテンション低めでボソボソ会話する「紙兎ロペ」みたいな語り口が特徴の作品でしたけどね。
しかしこの作品のメカ周りの考案をされている方の想像力はどうなってるんですかね。テレビ版もたいがいでしたが、劇場版になって複雑さを極めているので敬服してしまいます。
あとオーイシマサヨシ。ありとあらゆるアニソン番組をジャックしているので食傷気味で彼が出てくる番組は避けていたのですが、今回の主題歌は受け入れざるを得ません。早速、iTMSで購入されていただきました。怪獣優生思想のジュウガがどう見てもオーイシマサヨシにしか見えなかったのですが、やっぱりネタ元は彼なんですね。
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