VOLTES V LEGACY @109シネマズ湘南

フィリピンからの大きすぎる愛で実写化された、「ボルテスファイブ・レガシー」を観てきました。

要所要所の映像はだいぶネットに流されているので、特に合体シーンのクオリティにはまったく不安はありませんでした。むしろ凄いのは当たり前で、どれだけ盛り上げてくれるのかという方に興味がありました。

今回の映画はテレビ版1~2話(23分×2話)を97分の映画にエクステンドしたものです。ボアザン帝国が攻めてくるところから、ボルテスチームのうち3人の母である剛光代博士(本作ではマリアンヌ)がボルテスをピンチから救うために特攻をかけるところまでですね。

しかしいかんせん本来は46分のところを97分にしてるので、さすがに冗長感はあります。レイトショーということもあり少し眠くなってしまいました。

画質はネット動画で知らず知らずのうちに甘い画質に慣らされていたようで、劇場の4K大画面で見るボルテスのディテールには目を見張りました。音もいいので合体シーンがすごい迫力です。一方で合体した後は「パシフィック・リム」のような着ぐるみ感が出てしまうのは現代のCGではいさしかたないところでしょうか。

あと気になったのは2-3プルダウンなのか、CGでパンするシーンで0.5秒くらいで周期的なカクツキが見られることですね。日本だと 2003年のガンダム SEED でアークエンジェルの飛行シーンなどで同じカクツキが見られましたが、ガンダム SEED HD リマスター版では改善されていたので、いずれ何らかの技術の向上で改善できるのでしょう。

まぁ細かいことは書きましたが、総じて本当にこんなに愛してくれてありがとうございますという感謝の念に堪えません。ファーストガンダムにも影響を与えたというボルテスファイブ。いたるところにガンダムのエッセンスを感じることはできます。それがこういった斜め上の形で現代に蘇るとは。

なお11月からはこのフィリピン実写版が日本でもテレビシリーズとして放映されるようなので、映画を見に行くほどの熱意はなくてもロボットアニメが好きならチェックして損はないと思います。

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