ガンプラ新工場の増産効果は３５％

本当なら今日あたりHGジークアクスの完成エントリでも載せるところですけど、まだ出来ていないので…素組制作時間４時間とも言われてるので、明日にはできるのではないかと思います。

関連する話題なんですが、今年竣工されるバンダイホビーセンターの新工場。これが稼働したら生産量が２～３倍になるんだろう、と思っていたら、なんと2023年度比わずか約35％の増産にとどまるとのこと。ただそれはあくまで2025年時点の話で、2026年の本格稼働時には多色成形機10台、単色成形機84台が設置される予定とのことです。まぁこれくらいの台数であれば敷地面積に見合ってるかなという気もします。

成形機台数の推移ですが、

2019年…多色成形機16台
2020年…多色成形機19台追加、合計35台
2026年…多色成形機10台追加、合計45台＋単色成形機84台追加

となっています。現在でも単色成形ランナーは外部委託で生産しているようで、それをどれくらいバンダイ内に取り込むのか、あとはガンプラ商品において多色成形ランナーの割合がどれくらいか、というところも関わってくるので2026年段階で生産量がどれくらい増えているかの予測は難しいですが、ざっくり今の1.5倍くらいにはなっていそうな気はします。

ただ成形機を増やすにしても、それを動かす職人の確保が課題ですよね。また今回棚ぼた的に隣地の土地取得ができてしまいましたが、もともとバンダイが増産に前向きだったかは若干疑問。というのも過去においてガンプラブームが冷えていた時期はいくらでもあり、もし今後ガンプラブームが冷えた際に固定資産をどうするのかという問題も出てきます。さらには環境負荷問題の矢面に立たされるリスクもあり、増産に慎重になる気持ちもわからなくもないです。

新工場は見学コースを設けているようで、今までよりディープな工場見学もできるのかもしれません。ですが過去において工場見学は抽選制、現時点では工場非公開なので、これから新工場で見学が再開されても生きているうちに抽選が当たる気がしません。まぁ家電のプラスチックの成形機はずいぶん仕事で見てきたし、バンダイ多色成形機のプラモも持ってるので、そのあたりで我慢します。

最近、一時期に比べると転売ヤーの動きが減ってきており、ガンプラも多少買いやすくなってるように思います。ジークアクスも結構な数のモビルスーツが出てきましたが、水星の魔女の頃みたいにガンプラ発売日に秒で瞬殺、なんて時代がまた来るのでしょうか。