家に火災報知器が6個ついているのですが、そのうち5個はこの家を買った11年前、2014年に取り付けたものです。そのうちの1つが突然ピーピー鳴り出し、何かと思ったら電池切れでした。製造元では電池交換も可能ですが、10年経っている場合には機器交換を勧めており、いざというとき鳴らなくても困るので、機器ごと交換することにしました。1つ電池切れのサインが出たら、間もなく全部にサインが出るに決まっています。夜中でも関係なくアラームが鳴りますしね。
しかし、5個同時交換となると結構な金額です。煙タイプの親機、煙タイプの子機、温度タイプの子機(台所用)の3種類で合計5台。1台平均7,000円するので、合計で35,000円。なかなか手痛い出費です。これは連動タイプと言って、1つ鳴ると全てが連動して鳴るワイヤレス通信タイプなのですが、連動タイプでなければ価格は3分の1位になります。値段に日和って、妻に「連動タイプでなくてもいい?」と聞いてみたら却下されました。
最安値を調べて、親機1台と子機2台はジョーシンから、子機(茶色の和室タイプ)と温度タイプはコジマから買いました。
そもそも設置場所について。娘の部屋と我々夫婦の寝室は傾斜天井になっていて、火災報知器の取り付け位置がとても高い。床から3.5mくらいあり、高めの脚立に乗らないと手が届きません。今回は良くても、10年後に(年齢・身体的に)交換できるかはわからないので、これを機にもう少し低い位置に移設することにしました。
天井は石膏ボードなのでネジの保持力が弱く、石膏ボードアンカーを使ったため、直径1cmほどの穴が2つ開いていました。「開いていました」と言っても、10年前の自分が開けたんですが。取り付けネジを外した後の穴を、壁紙シールで塞ぎました。
まだ交換用の火災報知器は届いていないので、とりあえず今のものを少しバラしてみます。
左が親機、右が子機です。基板に大きな差はありません。この基板の裏に実装されているスイッチの数が2個か1個かの違いです。めっちゃ綺麗な基板なんですけど、これでも10年で交換なんですかね…?
基板を外してひっくり返すと、中央に黒い煙センサーがあります。これはハンダ付けされており外れませんでした。
よく見ると、側面がメッシュになっています。ここから煙が入って反応するんですね。
こちらは温度タイプの子機の基板。煙タイプとは異なり、センサーが蓋側に実装されています。
基板を外して裏返してみると、中央に温度センサーがあります。
いやぁ、独特なデバイスですね。有機的というか。
とりあえず、あとは交換用の機器の到着を待つだけです。











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