NHKホールでのコンサートの余韻が冷めやらぬ中、いつか買おうと思っていたBlu-rayを買いました。
TBS「南野陽子 ザ・ベストテン Collection」
歌番組「ザ・ベストテン」のナンノちゃん出演回+αを集めたBlu-ray です。
年代で言うと(ザ・ベストテンの同窓会的な特番を除けば)1985年のデビューから1989年の「トラブルメーカー」までの時期になりますが、当時を思い出すとあの濃密だった時間がたった4年であることに衝撃を受けます。1989年で「ザ・ベストテン」は打ち切りになってるんですよね。
ナンノちゃんの成長という観点では、デビューから2年目くらいからですかね、急激にトップアイドルらしくなってくるの。付録の冊子はそれぞれの出演回に対するナンノちゃんの記憶、裏話などが書かれていて、映像だけではわからない事情を知ることができました。これが単なる「ベストショットの詰め合わせ」でないことは、「秋からも、そばにいて」の伝説の歌詞忘れ回が収録されていることからも分かります。
そして案外、画質と音質がいいんですよね。もちろんソースは1985年なので SD解像度( 525i )なんでしょうけど、けっこう見られました。バブル期真っ只中の、どんな企画でもアリとされていた時代。技術的に確立されていない海外からの衛星生中継も多用されました。これはアルバム「グローバル」のレコーディングの時の海外出張だなとか、アルバム「ゴーシュ」の時の海外ロケだなとか、ファンであれば「あの時の映像」であることはわかると思います。当時の国際電話の「いかにも遠くと通信をしている」ことが感じられる音質とか、今の技術水準からすると隔世の感がありますね。
コンサート同様、「あの頃にタイムスリップ」できるのは勿論ですが、それがたった4年の出来事だったと言うのがさらに驚きですね…。




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