数日前に書いた話の続きです。この夏に受ける手術ですが、「脱腸」になってしまいまして。
脱腸ってお尻の穴から腸が飛び出すやつ!?と思われるかもしれませんが、違います。それは直腸脱。
脱腸って子供の頃から大人の会話でよく聞いていたんですが、こういう病気だったんですね。正式名を「鼠径(そけい)ヘルニア」と言うらしいです。症状はお腹の下~太もものどこかからか、腸が筋肉の間を通り抜けて、飛び出しちゃうというもの。もちろん皮膚の外に飛び出すわけではないので、なんか変な形で下腹部が出っ張ってる状態になります。
そしてまた、まぁまぁ痛いんですよ。ちんちんを蹴られた痛みの弱いバージョンと言いますか。
それで、仰向けで寝てれば治るんですが、まぁ治れば(腸が戻れば)いいですけど、治らなかったらこれヤバいやつなんです。はみ出した腸が壊死しちゃって、生命の危機にもなるんだとか。
なおこれ、男性の3割が一生に一度はなるらしいです。筋肉の弱った男性が患者のほとんどとのこと。高齢男性のみなさん覚悟しましょう。女性は筋肉の形状の違いからなりにくいそうです。
手術は今まで通りの切開方式と、内視鏡による傷がすごく小さい方式の2通りですが、私の場合は脳梗塞再発防止の血液をサラサラにする物の中で最もパワフルな薬を飲んでいるので内視鏡方式は使えないのだとか。内視鏡は、お腹を膨らませたり狭い空間で操作するため、サラサラの血が出たときに止血しにくい。切開の方が、直接目で見て確実に止血しながら進められるから安全とのこと。しかも入院日数は同じですよ?と先生に慰められました。病院によっては内視鏡で日帰りでやるところもあるようですけどね。
手術の方法は、腸がはみ出す筋肉の隙間をPPメッシュで塞ぐというもので、成功率は99%以上。ただ一定の確率で、「手術した場所とは違うところからはみ出した!」ということはあるらしいです。まぁそりゃそうですよね。
今のところ発症率は月に1~2回程度で、仰向けに寝れば完全に治るので、残りの寿命が18年くらいだとすると手術しなくても逃げ切れるかな?とも考えた(実際、症状が出ても手術をしない人が3割くらいいる模様)のですが、10年後とかに「やっぱり手術をしないとどうにもならない」という事態になったらそれはそれで嫌だなぁと思いまして、これからの人生で一番若い今、手術を受けることにしました。
ただどんなに成功した手術だって、元の体に戻ることはないですからね、そこは嫌ですけどね。
なお事前に「飛び出す箇所」を特定するために「うつ伏せで腰を浮かした状態でCT撮影」というレアな経験をしたのですが、撮影された写真を見てびっくり、ちんちんよりよほど大きく飛び出してるじゃないですか。これはヤバいと思いましたね。ただうつ伏せで腰を持ち上げるというもう何年もご無沙汰な姿勢なので実害はないのですが、長時間立っていたり、排便の時とかにはみ出しやすいですね。


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