ふと思い立ってiPad用のVNCクライアントVNC Viewer – RealVNC(←クリックするとiTunesが開きます)をiPadにインストールしてみたのだが、これが予想以上に快適で驚いた。他にもVNC互換のアプリはいくつかあるが、VNC開発元の安心感と言うことでこれを選択。
VNCというのはMac(PC)を別のマシンからリモート操作するための仕組みで、MacOS XにはデフォルトでVNC相当の機能(画面共有)が装備されている。システム環境設定の「共有」から「画面共有」のチェックボックスをONにすればOK。
一方、iPadの方はVNCクライアントをインストールすれば、同一LANにあるVNCが立ち上がっているマシンが表示されるので、タップすれば共有されている画面が表示され、iPad側から操作可能になる。
フルHDを越える2560×1440の画面をiPadの1024×768で操作するってどうなんだろう?と思っていたが、iPadが元来持っている「ピンチ操作」でかなり快適に使える印象。ただし操作時のタイムラグはそれなりにあり、画面の書き換えは1~2秒経ってから行われるのでそこだけ意識する必要がある。
固定IPアドレスとかを割り当てられれば、外出先からも接続できるんだろうけど、個人的にはそこまでの需要はないので試していない。セキュリティの問題も厄介だしね。とりあえず別部屋からMacをちょっと操作したいときに便利。
欠点としては、Macが無線LANで繋がっている環境では予めMacを起動しておく必要があることと(WWOLには対応できていない…WOLならできるのか?)、Mac側で使っているユーザーと異なるユーザーでは接続できないと言うことだ(これはMac側の画面共有の問題かも)。
なお、首記のクライアントはiPadとiPhoneの共通バイナリになっており、1本購入すればiPhoneからでもiPadからでも使える。
VNC Viewer – RealVNC(App Store)
コメント
外からの接続を考えるなら、TeamViewerも結構使えますよ。
個人利用なら無料ですし。