ローソンのチケット発行システムで素敵体験

rawsonticket

ちょっととあるイベントのチケットが欲しくなり、ネットで買えない物かとあたってみたが、どうも所望のチケットはネットでは予約までできて、受け取りはローソンで、という販売方法らしい。

チケットの予約はローソン系の「ローチケ.com」というサイトで行うが、ここでの登録から実際にチケットを入手するまでの流れがなかなか素敵だったのでご紹介。

【ローチケ.comにて】
(1)まず非会員なので会員登録をする。メアドを登録すると認証メールが送られてくるので、そのURLを踏むと認証が完了し、個人情報の入力画面になる。
(2)名前、ふりがな、住所、電話番号、メアド、希望のパスワード等々を入力する。
(3)CAPTCHA文字列を入力すると認証が完了し、会員IDが発行される。IDはローチケ側で勝手に振る。
(3)クレジットカードを登録する。

次にチケットを買う。引き続きローチケ.comにて。

(4)目的のチケットを検索し、予約画面に進む。
(5)当該のチケットは決済方法として店頭現金払いしかないことがここで示される。つまり(3)で登録したカードは無駄。カード情報だけすっぱ抜かれた格好だ。気分悪い。
(6)予約が完了すると、予約番号が書かれた予約確認メールが届く。

【ローソン店頭にて】
次に実際に店頭でチケットを受け取る手順である。

(7)Loppi端末にて予約番号を入力する。
(8)会員IDを要求されるので入力する。
これ、何気に敷居が高い。今回新規会員登録直後だったからIDの書かれたメールがiPhoneにたまたま入っていたけど、たとえば半年後に店頭で会員IDを入力できるかと言われれば、入力できないケースの方が多いように思う。
(9)ローソン系のカードを持っているか聞かれるので、「いいえ」を選択。
(10)名前を漢字で入力させられる。珍しい漢字だと変換して出すのに一苦労。
(11)名前をカナでも入力させられる。この辺りでイヤになってくる。
(12)電話番号を入力させられる。いい加減にしろ。

するとレシート状の伝票が印刷されるので、これをレジに持って行きお金を払うとチケットが貰えるが、最後の仕事がある。

(13)レジにて受け取りのサインをする(カタカナで)。
おい、ふざけてるのか。

ちょっと脇が甘くない?
外資につけいる隙を与えまくりなんじゃないの?


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