各所に画像が流出していますが、ようやくキヤノンのミラーレス機がリリースされそうです。シリーズ名は「EOS」を踏襲するようで、「EOS M」と呼ぶようです。Mはなんの略なんでしょうか。順当ならばミラーレスのMなんでしょうが、ミラーがついていないのにMが付くのも変な気はします。別の何かの略かも知れません。
レンズ取り付け時の勘合マークはEFレンズが赤丸、EF-Sレンズが白四角でしたが、今回のEF-Mレンズでは白丸を採用したように見えます。マウント内径は写真から寸法を割り出すと、50~54mmくらいに見え、もしかすると径自体はEFレンズ(マウント内径54mm)と同じなのかも知れません。
ただ、電子接点の位置も微妙にずれていますし、フランジバック長が全然違いますから、何かの間違いでもEFレンズがそのまま付いてどうにかなることはないはずですが、当然マウントアダプタは用意しているという話は出ていますね。
フランジバックが短くなると当然問題になるのがセンサの端っこへ入射する光が斜めになっていることによる色収差等ですが、一眼レフEOSで実装してきたようにDiGiCの力で補正してしまう手法を採用するかも知れませんね。
左手側上部にトグルスイッチ状の物が見えましたが、別の角度から見るとAF補助光+Ir受光部のようです。背面はまんまPowerShot Sシリーズのテイストで、新鮮みはありませんが手堅いデザインです。液晶のバリアングル化に期待していましたが、少なくとも流出画像では液晶が可動するようには見えません。
センササイズは微妙ですね。APS-Cサイズにも見えますが、それよりやや小さいようにも見えます。寸法を測ってみると幅は22~23mm程度に見えるので、APS-Cの可能性が高そうですが、新マウントと言うことで必ずしもAPS-Cにする動機がないのも確かです。写真からだと計測にも限界があるので、意外とPowerShot G1 Xと同じ1.5インチセンサー(幅18.7mm)かも知れません。
それにしてもコンサバな見た目です。長年時間を掛けた結果がこれか…とも一瞬思ってしまいますが、それこそが王者の風格というか、奇をてらわなくても戦える、むしろ奇をてらわないことで得られる信頼性をとったのだろうと思います。
とりあえず次のカメラとしてはDP2 Merrillが(いつ買えるか解りませんが)欲しいので、EFレンズの資産はあるものの即買いはしませんが、もしバリアングル液晶が搭載されるようなことがあれば、5D3のサブ機にチョット欲しいですね。
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