交響詩篇エウレカセブン ユングフラウの花々たち

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発売当初は見たいなぁ…と思いつつも価格に躊躇していましたが、最近値下りが大きく、許容できる価格になってきたので買ってみました。

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メインは第8話と第9話の間に位置する番外編で、ガンダムで言えば「ククルス・ドアンの島」、めぞん一刻で言えば「一刻島」…って例が古すぎますかそうですか。「ゲネラシオン・ブル」のスポンサーの意向で仕向けられたテレビ局のドキュメンタリー番組スタッフとの間に繰り広げられるドタバタコメディ。本編ではシリアスな表情が多いチーム・パイドパイパーですが、さすが番外編だけあって弾けています。フレアとエレナって本作では悪ノリが過ぎる面もありますが、戦いがなければ本来はこういう女の子なんだろうな…というシーンが垣間見られます。最大の見所は「レントンのエウレカ化」なんでしょうが、ワタシ的にはそういう属性はないので…(;´Д`)

そしてもう1つ収録されているコンテンツは初代エウレカセブンの第51話「ニュー・オーダー」。いわゆる「もう1つの最終回」ですが、2012年にテレビ放映されたのは見逃していました。テレビ版では伏線を回収するためにこの終わり方には出来なかったというエンディングで、ある意味スッキリしています。初めての恋をする少年と、最後の恋をする少女。いやぁ初代エウレカセブンってこんなに青臭くて小っ恥ずかしい話だったかしらん?(笑 と悶絶してしまいました。

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限定版特典としてはいろんな冊子がついてきますが、一番ボリュームがあるのは絵コンテ。これだけで重量の半分はありそうですが…うーん、どうなんだろ、これ。完全にコレクターズアイテムなんでしょうね。

ディスクはバンダイお得意のハイブリッドディスク仕様で、PS3でプレイできるゲームが同一ディスクに入っているようですが、まだプレイはしていません。制作側にはクリエイター組織の縦割り構造の融和とか、ある作品のファンに向けたコンテンツの一括提供的な意味があるようですが、多くの小売りチャネルではゲームディスクの割引率がアニメディスクの割引率より小さい、という事実も関係しているという話も聞きます。それでもこの「ユングフラウ~」はすごい割引率ですが、内容を考えれば元々の値付けが強気すぎます。中身を見て、今の価格が妥当と感じました。

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