その後のイトーキ・コペル(COPEL)

その後シリーズ。50日くらい使ったところで感想を。



購入当初からリクライニングの角度(倒すことができる角度)が浅いと感じていたが、それは今でもそう感じる。購入当時のレビューで「リラックスするための椅子ではなく、仕事や勉強のために椅子であると暗に主張しているようだ」と書いたが、それも全くその通りで、リラックするための椅子ではなく、あくまでアウトプットを出すための椅子である。

きしみ音は当初全くしなかったのだが、最近盛大に出るようになった。きしみ音の発生箇所を追求したところ、左の肘の付け根付近だった。肘掛けは別梱包で自分で取り付けるタイプだった。クルマと同じで後から付けるものから音が出やすいのかも知れない。一度肘掛けを取り外し、取り付けネジおよび、擦れ痕のあるところをごくわずかにグリスアップしたところ、ピタッと止んだ。

背もたれの上端左右のエッジがキツすぎる印象も購入当初から変わりない。もちろん、正しく座っている分には全く問題ないのだが、疲れたときなどに体を捻って片腕を背もたれの裏側に持ってくるような姿勢を取ると、脇の下に刺さるエッジが痛い。

肘掛けの可動範囲が多いのも痛し痒しで、意図通りの位置に調整できる一方で、調整が容易のため、座ってないときに肘掛けに触れて椅子全体を移動しようとすると、ベズトポジションから簡単にズレてしまう。また、子供が面白がって弄ってしまうというのもあるが、ほぼ毎日のように調整している状態だ。

色々文句は書いたが、私の体重を預けてもビクともしない剛性感のある椅子であることが確か。シート表皮も使い出してすぐダメージを受けるかと思ったら、意外に丈夫だ。椅子に何を求めるかだけど、このお値段で買える「アウトプットを出すための椅子」としては、スタイリッシュで性能は真面目だと思う。


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限定柄…だと!?

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