その後シリーズ。
少し前にATOKをやめたが、その動きの軽快さ、システム全体の軽さ、レインボーカーソルが減り入力可能な場面が増えたことは歓迎するのだが、困っていることがいくつかある。
1.「かな」キーによる確定後の再変換に慣れない
特にWebブラウザで困る。現在のWebブラウザはURL欄と検索文字入力欄が統合されているが、何かWebページを開いている状態で、Web検索したいとする。URL欄をクリックするとURL全体が選択された状態になり、何か一文字でも入力されれば表示されているURLは入力した文字に置換される。
しかしここで、明示的に日本語を入力するために、私には「かな」キーを2度押してしまう癖がある。本当は1度でOKなのだが、2度押してしまうのは昔のレスポンスが悪かった頃のPCを使っていた名残だ。
「かな」キーを二度押してしまうと、以下の図のようにURL文字列に再変換がかかってしまい、全く望んでいない結果になってしまう。文字入力カーソルも最初の文節の後ろに飛んでしまうし、これは結構なストレスだ。
2.文節変換訂正時のカーソルの位置に慣れない
文節変換後に文節の自動区切りが誤っていた場合、deleteキーで変換の取消を行うが、ここでATOKでは入力文の末尾にカーソルが位置したままだが、ことえりの場合は最初の文節の後ろにカーソルが飛んでしまう。これはことえりの特徴で、便利に感じている人も多いと思うが、さすがATOKを10年以上使っているとおいそれと馴染めない。
3.Safariが落ちるようになった
平均すると3日に1回くらいの発生率だが、「英数」キーを押した瞬間にSafariがストーンと異常終了するようになってしまった。長めの文章を入力中だとかなり痛い。システムとの協調動作が期待できるはずの「ことえり」だが、まさかSafariを落としてしまうとは…。
これについてはシステム環境設定からUSをONにして、ことえりの英数入力をOFFにして様子を見ている。
4.iCloudを使ったユーザー辞書の同期が動作しない
何がトリガーになっているのか全く不明なのだが、同じバージョンのOS Xを用いたMac2台と、iOS6を載せたiPhone5 の三者間で、ユーザー辞書の同期が全く行われない。iCloudの「書類とデータ」はONにしているし、当然Apple IDは同じだ。iPnoneにユーザー辞書アプリが入っていると同期しないことがあるという話を聞いたが、当該アプリを削除しても状況変わらず、そもそもMac 2台間の同期も行われていないのでiPhoneの問題ではない。iCloudにゴミデータが残っているというフシもない。
まぁアップルから明示的に動作条件や動かし方が示されているわけではないのだが、動かないとすると私の環境ではMac間においてはATOKに後れを取っていることになる。
上記のような状況で、手放しで「ことえり」を喜べない状況になってしまった。特に3のSafariが落ちる件が心臓に悪く、今後より大規模な被害を発生させる可能性があるので悩ましい。
ATOK2013 for Macが出るまでことえりを使い続けるつもりだったけど、やっぱりATOKに戻るかなぁ。
コメント
お早う御座います。
拙宅もMacBook Air以外はATOKを使っていまして、ことえりとごっちゃになって変な変換で確定され、チッとか舌打ちしながら再入力する事もしばしばです。
今はそのことえりでかなと英数を数回切り替えて入力しましたが、無事に動いているようです。
このところATOKもことえりもそれなりに馬鹿で、MS-IMEみたいな変換するんじゃないっ!と怒る事がよくありますよ・・・。
ことえりの英数問題は、多分に環境依存ですよね。これが普遍的な問題だったらもっと大炎上するはず(笑
かたつむりと言います。
google日本語入力じゃ、ダメなんですか?
ではでは。
googleさんのはあまりメリットを感じません。
指がATOKになっちゃってるんですよね。
私がパソコン始めた平成元年・・一太郎ver.3のころから、DOS、DOS/V、Win、OS/2、Win、MacとOSは変わってもIMEはずっ~とATOKですから、もう離れられません。
「ATOK 2013 for Mac」を、6月28日(金)より発売
だそうです。
今度は、問題なく、快適に動いてくれると良いですね。
ではでは。
期待しています…