燃費のいいプリンタが、高い

昨年１年間のプリンタインク購入履歴を確認したら、だいたい３セット分買っていた。昨年はツマが子供会の仕事もしていて、インク１セット分の購入補助が出たのだが、さすがにインク１セット分ほどの印刷はしていないような気がする。よって、自分ちだけの用途であれば、おおよそ2.5セット分だろうか。

１セット(BCI-7e×４色＋BCI-3eBK）が実売3,600円ほどなので、2.5セット分だと9,000円/年ほどのランニングコストになる。主な用途は子供の学習用プリントと年賀状くらいのもので、たまにWeb画面や地図をカラープリントするくらい、写真印刷はしないわけではないが希だ。

昨年からMG8230を買う買う言ってきたが、タイの洪水で供給不足になり売価が下がらないうちにすっかり購入意欲がなくなってしまった。さらに、その間に自分のプリンタの使い方を冷静に見直すことができた。

MG8230が欲しい最大の理由は、CCDセンサーによる、35mmフィルムスキャンもできるスキャナ。でもフィルムスキャンもごくたまに思い出したようにする程度なので、先日購入したマクロレンズ＋ライトボックスで用が足りるのではないかと思えてきた（これについては後日検証する）。

CCDスキャナが要らないとなれば、MG8230ではなくMG6230でいいということになる。

しかし、よくよくラインナップを眺めてみると、MG6230の下に、MG5230というのがあるのに気がついた。

MG6230との差異は、

　(1)　必要なキーが発光して操作を誘導する「インテリジェントタッチシステム」非搭載
　(2)　インクが一色少ない（グレーインクがない）
　(3)　有線LAN非対応
　(4)　スキャナ解像度が4,800dpiから2,400dpiにダウン

となる。(1)(3)は元々不要な機能だし、(2)は印刷クオリティを限界まで追求しないので一色少ないことによるランニングコストの低下がむしろ嬉しい。１セットあたり実売で500円ほど安い。(4)も実際の所は1,200dpiもあれば実用上問題ないので不問。すると、断然MG5330の存在が立ち上がってくる。

が、売価は非情である。
MG5330の方が1,500～3,000円ほど高い…orz。

いくら「インクビジネス」とはいえ、買った瞬間からではなく、数年使わないと（使うと思うけど）下位モデルの方がコストメリット出ないなんて、釈然としないなぁ。