今朝未明にいろいろ発表されましたが、私が最も気になったのは、来年の早いうちに実装されるというMacOS X向け「Photos」。
やれiPhoneとMacの連携だ、家族間のアプリの共有だ、とか言っても、実は「10,000枚の写真の家族間での共有」はMac/iPhoneを持ってしても難儀するところ。
たとえば我が家のiMacでは、家族写真はiPhotoで管理しています。また iMacには、私のアカウント、ツマのアカウント、子供たちのアカウントの3つが作ってあります。
iPhotoに入れた写真をこの3つのアカウントから参照するには、iPhotoのデータ(iPhoto Library)を共有フォルダか、外付けHDD、またはNASに置く必要があります。しかし誰かがiPhotoを起動したままだと、それ以外のユーザーはiPhotoを起動することが出来ないという問題があります。
また、NASに置いたiPhoto Libraryのアクセスは重くて実用に耐えません。
新居に越して一息ついたら、2FのiMacの他に1F座敷に21inchのMacを置きたいと思っていますがそこから2FのiMacの10,000枚入ったiPhoto Libraryにどのようにアクセスするの?という問題も、快適なアクセスができる解が見つかりません。
何か定期的にミラーリングするような仕組みを起動しておき、2FのiMacから1FのiMacに定期的にミラーリングするのが、写真の閲覧には快適だと思いますが、1FでiPhoto使用中にミラーリングプロセスが動き出したらどうなるのかなど、課題があります。
そのあたりが「Photos in OS X」アプリ、そしてiCloudで解決されることを願っています。
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