昨日発表されたアレの件

乗り遅れましたが、昨日発表されたアップル新製品について書いてみたいと思います。

■無印の新MacBook
無印のMacBookと言えば、白色のポリカーボネートで安価なマシン、教育用途にも最適という印象が強く、かたやMacBook Airは当時30万円近くして尖ったマシンという位置づけでしたが、現在ではその役割が反転しているのが面白いです。

中身の写真を見るとメインボードの小ささに目を奪われますが、先日出た新VAIO Zのメインボードも同じような大きさなので、突出してアップルだけが凄いというわけでもありません。(但しVAIO Zはハイパフォーマンスを目指しているので空冷ファンとヒートパイプが付いています。)

キーボードのキーを支える構造が新しくなたことが訴求ポイントの1つのようですが、おそらく薄型化を達成するためにキーストロークが極端に短くなっており、何らかの対策を施さないと打鍵感が低下するところだったのではないかと推察します。なおキーボードバックライトはキー1つ1つにLEDが装備され、周囲からの光漏れが少ないのが特徴だとか。いや、自分はキーの周囲から漏れる光もサイバーで好きですけどね(笑

タッチパッドにフォースフィードバックが入ったようですが、Androidスマホなどでも実装例があるものですが、Appleがやるとどこまで完成度が上がるのかは楽しみです。LEXUSのナビのコントローラーのように画面上のオブジェクトに対して突起を感じるようなフィードバックがいずれ入ったりするんでしょうか。

液晶裏面のアップルロゴはバックライトで光らなくなりました。残念と言えば残念ですが、今までの背面のアップルマークから画面側に光が入る設計もいかがなものかと思うので(笑(→液晶をオフにしてアップルマークを太陽に向けたまま液晶を覗いてみてください!) これはこれで仕方ないかなぁと。

bacbook_backlight

ただ、カラーバリエーションはThinkPadのシルバーモデルが出たような居心地の悪さを感じるのは私だけでしょうか(笑

■Apple Watch
自分は蓮の花托が苦手なのでApple Watchを買うことはないと思いますが、日本に導入された最初のiPhone (iPhone 3G)の時もその凄さがすぐには理解できず、ガラケーの機種変をしてしまい、でも結局1週間後くらいにiPhone 3Gを買っていたという過去があるので、Appe Watchも発売後しばらく経つとウッカリ買っていたり…うーん、いやいや、ないな(笑

デジタルデバイスや情報と自分の距離はiPhoneですら近すぎるくらいだと思っているので、そういう意味でも人間と情報、デバイスをより密に結びつけるApple Watchは買うつもりはありません。

子供の頃のSFの世界で見た…としばしば評されるApple Watchですが、今まで他社から類似のデバイスも出ていたし、テレビだけ、通信だけというデバイスならそれこと1980年代からあった記憶があるのですが(但しマスプロダクションではなかったかも)、なぜ今回ばかり子供の頃見た夢と比較されるのかと言えば、アップルの実績ゆえ、なんでしょうね。あの機能がない、この機能がないというのは誰にでも言えますが、何度となく世界のパラダイムを変えたアップルだからこそ、今回もやるかも知れないと。

■周辺機器
iPod や Time Capsule, AirMac類のアクセサリも為替レートを反映して高くなりました。Appleの発表後しばらくはヨドバシドットコムでAirMac Time Capsuleが従来価格で売られていたので逡巡しましたが、何とか耐えることができました。実はTime Capsuleの新型の3TBを狙っていたんですが、今回の価格改定で2割ほど高くなってしまいました。しかしモデルチェンジして容量単価が下がれば、今の2TBモデルのお値段で3TBが買えるようになるんだろうなぁ…という考えに至り、まぁいま使ってるのも壊れてはいないし、壊れるまで使って、そのとき容量単価が下がってればラッキーか、ということにしました。

iPod touchも高くなっちゃいましたね…。昨年暮れにサンタさんが来といて良かったです。

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