ベイマックス

今更ですが、ようやく「ベイマックス」を観ました。Apple TVのレンタルで。区の公会堂でも子供向けに安く公開しているのですが、そこは映画館ではないのでスクリーンに継ぎ目の線が入るという残念な感じな上、家族で観るとブルーレイ版より高くなってしまうことを前回の「おおかみこどもの雨と雪」の上映の際に学びました。で、ブルーレイ版を買おうか悩んだのですが、こちらもどうせ買っても1回しか観ないだろうということで、iTunes版レンタルに。まぁレンタルはブルーレイ版の1/6のお値段なので、仮に2~3回見返すにしてもまだレンタルの方がいいだろうと。

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ディズニー作品にしては珍しく日本を連想させる街が舞台で、しかも東工大が登場しすぎるらしいです。

ベイマックスって見た感じの通り空気で膨らんでいるのですが、いくつか穴が開いたときにその穴をセロテープで1つずつ塞いでいくと、ちゃんと空気が漏れる音の音階が変化するところなど、科学的考証の丁寧さに「おっ」と思いました。

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テスト飛行のシーンでは他のハリウッドCG映画同様の細かな町並みの描写が印象的で、やっぱりディズニー作品は手間がかかってるなぁ…と溜息が出るほどです。たとえばマクロスフロンティアの市街地空中戦もなかなかのものですが、ベイマックスの描写の細かさでバルキリーの市街地戦を観てみたいなぁと、ないものねだりしたくなりました。

本国アメリカでは最初から終盤のテイストで売り込んでいるので意外感はないでしょうが、日本では売り込み方の企画の勝利ですね。中身はもちろん面白いですが、それ以上にいい意味での裏切られ感が心地よい作品でした。売り込み方でこうも面白さが増す映画もなかなかないと思います。

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