タイヤの空気を元に戻す

東日本大震災から9年目の今日、テレカンファレンス先の事業所(同じ会社)では黙祷による一時中断がありましたが、私の事業所はそういうこともなく、淡々と業務。テレカンファレンスと言っても在宅勤務しているわけでもなく、単に各事業所間が遠いから日常的に使っているに他なりません。ウイルス騒ぎでもほとんどの社員がクルマ通勤なので普通に出社しています。一応、在宅勤務の希望は募りましたが、応募したのは僅か6%ほどの人数でしたかね。残念ながら応募してきた人たちの顔ぶれを見た部長から「事情をよく精査して許可するように」と各上司にお達しが出ました。意味は察してください。

さて、今一緒に仕事をしている人たちの半分くらいはこの1年で知り合った方々ばかりで、「3.11のときに起きたこと」をお互いに語り出すとけっこう長話になります。もちろん、3.11で身内に不幸ができてしまったなどの背景がないことをお互いに予め知っているからこそ話ができるのですが、身内の不幸や実家が流されるなどの災害に見舞われた方(職場にも数名います)にはとてもそんな話はできません。とはいえ、命を落としてしまった方々の無念を晴らすのは、残された我々があの災害からできうる限りの知見を得て、後世に繋ぐことだと思います。

そういえばネットで「コロナ離婚」なる話題を見かけました。コロナウイルス騒動がきっかけとなって、配偶者の看過できない面が露呈してしまったようです。3.11対応のときも私の周囲で同じような事例(いわゆる3.11離婚)がありました。危機管理下での生活では、今まで顕在化しなかった配偶者との価値観の相違が問題になることはあるようです。個人的には、それはそれで仕方ないことなのかなとは思います。

 

さてそんな状況とは何の脈略もなく、クルマのタイヤの空気圧を元に戻しました。元に戻すと言ってもオートバックスの店員が指定空気圧もろくに見ずに「全輪2.6bar」にした状態に戻しました。実は通勤途中に何カ所か大きめの道路の繋ぎ目があって、底を乗り越えるのが毎日のプチストレスになっていて、一方でAudi A3はタイヤの空気圧に敏感であるという話を聞いて、思い切って「全輪2.0bar」まで空気圧を下げてみたのでした。

そしたら確かにA3は敏感に反応しました。スタッドレスということもあり、転がらない、そして、ぐにょんぐにょん。柔らかいと言えば柔らかいですが、いや柔らかいのは確かだけど、これはないわ、という乗り味になってしまいました。

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やっぱりA3の乗り心地というのは硬めのタイヤがベースになっていて、一発目のショックはあるものの滑らかなサスペンションと高剛性ボディで素早く収束させるのが基本になっているので、低い空気圧のタイヤとはとても相性が悪かったです。

それにしてもスタッドレス、今年の出番の何と少ないことよ。通勤に使っているのでやむなく履いていますが、もう夏タイヤに戻しちゃおうかなぁ。乗り心地良くないし。

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