珍しくmacOSのアップデートに失敗しました。機種はiMac 27inch Late 2012です。症状としては、一見アップデートが完了したように見えるのですが、10.15.6のままになってしまうというものです。
起動しないという症状でないのがまだ救いですが、どうにも不気味。同時に、日本語入力が激しく重くなってしまい、一体何が起きているのか不思議でした。
いろいろ調べたところ、原因は起動ディスク(2.5TB フュージョンドライブ)のディスクフルでした。何故ディスクフルになったかというと、数日前に実行したiCloud Drive上のファイル操作を誤ってしまいある巨大フォルダを置換すべきところ複製(サイズは0.8TB!)してしまっていました。その結果、iCloud Driveのローカルキャッシュが肥大化し、ディスクフル状態になったものです。
iCloud Driveのローカルキャッシュはディスクの残量を観ながら適宜調整されるはずなんですが、うまくその仕組みが動作していなかったですね…。あと、最近のmacOSって、起動ディスクの残量がゼロに近づいても何のアラートも出ないんですかね。
iCloud Drive上に誤って生成してしまった0.8TBのフォルダは無駄なので削除。それに伴ってローカルキャッシュもスリムになったので、無事アップデート完了しました。日本語入力の速度も元に戻りました。
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