初めて既製品のおせちを買って、納得した

今年のお正月は初めて既製品のおせちを買ってみたところ、あまりの旨さに感動したという話。

注文したのはヨーカドーのカタログの2番目に掲載されていた商品。カタログの1番目は完全オーダーメイドのアラカルト商品だったので敷居が高くパス。お仕着せの組み合わせでの中では一番最初に紹介されていたこの「芝花」を選択。

ヨーカドーの商品情報によると、

定番の伝統料理を贅沢に盛り込みました。
多彩な和洋の美味しさが楽しめます。
お品数31品目。
イトーヨーカドーの不動の人気NO.1おせち!
35年の歴史があり、累計出荷数は30万個以上。

とのことで、これだけ売れていると言うことは、支持されているのでしょう。通販のおせちというと「バードカフェ事件」が脳裏から離れませんが、累計出荷個数30万個は伊達ではないと。

あるいは真空パックされたものを自分で詰める方式なのかもと思いましたが、そんなことはなくきちんと盛り付けがされており、しかもお重の縁の高さから立体的に飛び出ている具材が多数あり、本当にカタログ写真通りで、開封した瞬間に感嘆の声が漏れました。もちろんずいぶん前に仕込んだものなのでしょうから調理からかなりの時間は経っているんでしょうけど、割烹に迫る味わいに驚くことしきりでした。

ツマ曰く「たとえばうかい竹亭に家族で行ったらヘタしたら10万円に迫る金額になってしまう。このおせちはうかい竹亭の1/5のお値段でこの味なら、ありなのではないか」とのこと。勿論普段食べている食事からしたら10倍以上のコストですが、年に1回の贅沢としては、これは売れるのも分かる気がします。何と言っても大晦日のおせちの仕込みから解放されるのが大きいですね。

また、この和風のおせちばかり食べているとほかのものも試したくなるのも納得できる話で、それゆえ趣向を凝らした様々なおせちが開発されているのだと、おせち市場の盛り上がりの理由の一端を見た思いです。

ちなみに荷姿ですが、こんなパッケージでクール宅急便で大晦日に届きました。届くのは分かっているはずなので、予め冷蔵庫にスペースを確保しておくのが重要です。

来年も、手作りでも既製品でも、美味しいおせちが食べられますように。

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