A3:発進時のダダダが、眉唾だと思っていた「学習リセット」で解消

自動車の「学習リセットネタ」ってあるじゃないですか。その人なりの運転の仕方を学習してパワーが出なくなるとかなんとか…個人的にはどのネタも正しい情報に基づいていなかったり、複数の状況の変化の効果を一緒くたにして論じているのが気になっていて眉唾だと思っていたのですが、試してみたら実際に効果があったものがありました。

それはAudi A3の発進時、しかも普通の平地での発進ではなく、上り坂での発進や、大舵角を与えながらの発進の場合でのちょっとした不具合。これらの条件で時速2~5km/hくらいで「ダダダ」って駆動系からの振動が気になるんですね。「上り坂で大舵角を与えながら発進」という複合条件だとさらに盛大。人間が歩くより速い速度域になると現象が収まってしまいますので、発進時以外は特に問題ありません。

DSGクラッチは先日新品に交換したばかりだし、そもそもDSG交換前から症状は出ていましたので、DSGではなさそうだなぁ…とは思っていたんですが。そんな折、以下の記事を見かけまして。

AudiのDSG学習をリセットしてガタつきを解消する – なんタイ (hatenablog.com)

試したところ、見事に「ダダダ」が解消。マジか。

何をリセットしているのか今ひとつ不明ですが、アクセルペダルスイッチべた踏みでリセットできているとするならば、アクセル開度に対するエンジン/インジェクション制御とDSG変速の統合制御あたりでしょうか。理由は分かりませんが解決してしまったのは事実です。快適になりました。

あと微妙に違和感があるのは、「最近、下り坂でエンブレが効きすぎる気がする」ことと、「最近、上り坂での発進でヒルホールドアシストが弱い時がある気がする」の2点。共通するのは車体の傾きを検知するジャイロセンサーではないかと思っています。センサーの誤差で、実際の車体の傾きより前傾していると認識されていたら、この2つの症状はつじつまが合う気がします。ここも何か、リセットする方法はないですかね。

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