ガンプラのアクリル水性塗料にダイソーのアクリル電解水を試す

プラモデル用の水性アクリル塗料が「マジックリン」で落ちるというのは有名な話ですが、ダイソーのアルカリ電解水でも落ちるというので試してみました。「激落ちくん」とは無関係なのにパクったようなパッケージはいただけないなと思いました。

 

使用済みで固まりかけている塗装道具に吹きかけてみると、確かに塗料が溶けて流れてゆきます。ただ、泡成分がなく対象物にとどまることはないので、吹きかけたそばからどんどん流れて行ってしまうため、結構分量を使うことになります。この後指で軽く擦れば塗料は落ちました。概ねマジックリンと同じ効果です。

但しダイソーのアルカリ電解水の容器は結構拡散するので、これらの道具に吹きかけると塗料分を含んだ跳ね返りが結構発生して、周囲に塗料の飛沫が飛んでしまいます。

 

外が寒いからと浴室でエアブラシ塗装をすると、キッチリ仕事をするTOTOの換気ファンのフィルターが真っ黒になります。これはホコリと塗料が混じったもので、普通に水を流しただけでは落ちません。

 

しかしアルカリ電解水を拭きかけると、汚れが流れてゆきます。

 

特に擦ることもなく、シャワー水をかけると汚れがきれいに流れてゆきます。

さて、アルカリ電解水の評価ですが、塗装道具を洗う場合には従来のマジックリンの方がその場にとどまるため使いやすく感じました。コストについてもアルカリ電解水の方が単位量あたり数分の一の価格ですが、マジックリンと比べて数倍使うことになるので、結局あまり変わらない印象を受けました。

ただ、界面活性剤が入っていないので、使った後の洗浄はラクです。洗浄が難しい場所(たとえばガンプラ本体の塗料はみ出し箇所の洗浄など)の場合にもアルカリ電解水は使いやすいと思います。

あればあったで便利ですが、だからといってマジックリンが不要かと言われるとそうでもないかな…という印象です。今後も買うかと言われたら、まぁ何かのついでにダイソーに行ったら買うかも知れません。狂信的に「うおー!今後はこれ一本で行くぜ!」という気にはなりません。

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