劇場版 Gのレコンギスタ IV 「私は人類の女性として健康」

そんなサブタイではないですが(笑

正しくは「激闘に叫ぶ愛」

もはや半ば義務みたいな感じで観に行っていますが、いつの間にかガンダム関連って【特別興行料金】で1,900円なんですが、元々劇場版で作ったものではなく、単にBD向けの作品をついでに上映しているから…という理屈なんでしょうけど、屁理屈ですよね。

さて、今回の「IV」ですが、新作画こそあれ、新展開はなく、TV版の「クレセントシップ」が動き出したところから、最後まで黒髪ロング枠だったら良かったのに=マニイが「G・ルシファー」を強奪してマスクとイチャイチャ、というところまでのお話しです。

いままでのI〜III同様、分かりやすくはなっています。絵も迫力が増しています。でもストーリーは要約された以外ほぼそのまんまです。「ムタチオン」という人類の突然変異で200歳まで生きているラ・グーの裸体を晒す前後から、「私は人類の女性として健康」のあたりまでがやはり印象に残りますね。あとは身を挺してコロニーからの水漏れを防いだ人とか。

親の子に対する強すぎる思いのお陰で、結果的に姉の恋人を殺すことになってしまったベルリの葛藤も、TV版と比較したわけではないですが、より鮮明に描かれていたように思います。

富野監督が後から評価されるような映画を目指しているようですが、IVまで続いてきてその気持ちがよく分かるようにはなってきました。これは整理してみるとかなり上質な話なんだなぁと。

もうここまで来たらVも観ますが、新訳Zみたいに、ラストは少々手が入ってるんでしょうか。

OPは意外なことにテレビ版と同じMay.J。EDは新曲でハセガワダイスケの「カラーリング バイ G-レコ」。これはまるで「Gの閃光」に対するアンサーソングみたいになっていて、いい曲でした。(もう配信販売されているようです。)

 

これぞ富野監督が次世代の子供たちに残したいアニソン!という感じで泣けてきますね。これ作詞は富野監督(井荻麟)ですからね。80歳でこんな明るい歌詞が書けるなんて。

 

さてGのレコンギスタ劇場版、神奈川県では6館でしか上映していません。ブルク13にしようかと思いましたが、駐車場無料の「イオンシネマ座間」へ。日産座間工場跡地の所ですよね? まぁ快適でしたがグッズ売り場は極小。建物も有明にあるようなイベントホールっぽいプレハブ風の作りですが、入口のすぐ目の前にクルマを駐められる感覚は座間ならではですね。

 

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