ClariS HALL CONCERT 2022 〜Twinkle Summer Dreams〜 神奈川県民ホール

ClariSのアルバム「Parfaitone」に封入されていた券で応募したところ購入権が当選、2年半ぶりとなる単独コンサートClariS HALL CONCERT 2022 〜Twinkle Summer Dreams〜の最終日、神奈川県民ホールの部を観てきました。11年前に「まどか☆マギカ」でその存在を知ったClariS、生で観たことはないし、ましてや素顔も生で観たことないので一度観てみたかったです。

公式プレスリリースは各社に流れているので正確なレポートはそちらを見て頂くとして…

 

ClariSではたまにあるらしいのですが、ストーリー仕立てのコンサートでした。本編にClariSの「素」を出したMCは一切なく、1本の映像作品を見ているような流れ。最新アルバム「Parfaitone」(パルフェトーン)も曲間にネイチャーサウンド・トラックが挿入されているのですが、それを拡張し、声:櫻井孝宏氏(マクギリス)のナレーションを被せてストーリー仕立てにしています。そしてParfaitoneの曲順はほぼ踏襲し合間に旧曲を挟んだ構成で、さながら「完全版Parfaitone」といった風情でした。

主軸となるストーリーは、「天空の世界」から始まります。

天空の世界にある天の川の流れを司るオーウェン(櫻井孝宏)とシャーロット(甲斐千尋)は恋人同士であり、世界の人々の希望を叶えることで天の川を循環させていました。しかし肝心の地球の様子は見たことがなく、どうにかして見てみたいと思いつつも持ち場を離れるわけには行かず悩んでいました。

そこで一案を講じました。飼っている星座のペットを使い、シャーロットはうさぎ座、オーウェンはやまねこ座の「魂」を「人の形」にして自分たちの代理として地球に送り込むことにしたのです。うさぎ座の魂から生まれた女の子はクララ、やまねこ座から生まれた女の子はカレンと名付けられました。そして今宵、クララとカレンの一夜限りの冒険が始まります———

というイントロダクションでした。ちなみにこのストーリーの原案はカレン(ストレート髪の方)で、衣装原案はクララ(巻き髪の方)とのこと。シンガーを超えた才能が見られます。

曲の披露と共に地球の冒険の旅は進みますが、宇宙から見た海の光は、実は宇宙の星の光の反射そのものだったことを知ったとき、星座の魂は天上に戻ってしまったと勘違いしてクララとカレンの肉体から離脱してしまうというトラブルが発生します。

ここで魂が抜けた肉体の表現として、仮面姿のClariSが登場。新曲「Masquerade」(マスカレード / シャドーハウス 2nd Season ED)を披露しますが、まぁマスカレードですから仮面は理に叶ってますよね。魂が抜けた肉体の表現とマスカレードというタイトルの新曲、上手い具合に噛み合っていると感心しました。

にしても、仮面姿で登場して最後に仮面を外すというのは少し前のClariSで見られた演出ですが、まさか途中で昔のClariSのように仮面を被るとは思いませんでした。「昔のClariSはこうだったよなぁ」と、逆に新鮮です。

魂が抜けたクララとカレンの肉体は崩壊しそうになりますが、僅かに残った自我意識を互いを思いやる気持ちで成長させ、星座の魂を呼び戻すために歌います。

そこからの流れが「ALIVE」(リコリス・リコイルOP)で、ここが一番アツかったですね!

(ステージカットは公式プレスリリースより)

いやぁこれ生歌で聞くと鳥肌立ちますね。「まどか☆マギカ」を歌っていた頃の若干儚い感じのClariSでは、もはやないです。特にカレンがすごく動けて、爪先が頭まで上がるようなダンスを披露したのには驚きました(TVCMやPVでも披露していますが)。20代ですよね…? ストーリーは書けるし身体は柔らかいし(もちろん歌えるし)、なにげにハイスペック。

アンコールの時間になってようやく「素」のClariSのトークを聞くことができましたが、既にあちこちで言われている通り、巻き髪のクララの方が見た目によらず「天然」キャラなんですね。なんかシャープな目鼻立ちなのでキリッとしたお姉さんなのかと思いきや、中身とのギャップがすごい。そしてカレンはこの日披露したスリーリーに込められた想いを語ってくれました。

会場から出るときに今日のお礼が書かれたメッセージカードが全員配布されるのはほっこりしました。終演直後に各音楽配信サービス用のセットリストが公開されているのも時流に乗っている感じでいいですね。

ただ、ビデオカメラは入っていなかったのでBlu-rayの発売はおそらくなし、思い出は記憶の中にとどめておくしかなさそうです。但し渋谷会場でのコンサート開催までのドキュメンタリーはCSフジで後日放送されるそうです(詳細未定)。(CSフジってどうやって観るんだっけ…)

そういえば開演前のアナウンス「…携帯電話でのカメラ撮影は固くお断りいたします。観客席でのタオルの振り回しはご遠慮ください。以上のことが守られない場合は、コンサートの一時中断、もしくは……今日は私たちと一緒に、いっぱい盛り上がりましょー!」でザワつきましたね(笑。ClariS本人達によるアナウンスだったのです。

春先に行ったワルキューレのライブとどうしても比較してしまうのですが、かなり少ないスタッフ数で手作り感が強いコンサートでした。それゆえ、ClariSの存在感が色濃く出ていると感じました。

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