本日封切りのスタジオジブリ作品/宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を観てきました。事前の宣伝や日テレを動員したプロモーションを一切しなかったので、都内の映画館はガラガラなんて報道がありましたが、109シネマズ湘南のIMAXは満席でしたけどね…。
しかしIMAXも高くなりましたねぇ。2,700円ですよ。色々割引駆使して1,900円になりましたが。あと毎回言うけど、IMAX自体の宣伝上映長過ぎ。
観た多くの方はネタバレをしないように配慮している方が多く、Twitterなどを見てもそんなに地雷を踏むようなことはありません。裏を返せば、ネタバレしたくならない、ネタバレしようにも何をどうしろと?ということが最大のネタバレなのかも知れません。
タイトルも映画本編を見れば「ああ、あれのことね」と思いますが、それは罠かも知れません。私は82歳になった宮崎駿氏が、この映画に今の人生の全身全霊をかけて、その上で「私はこう生きた、君たちはどう生きるか」とメタっぽく言っているのではないかとも感じました。
パニック下での動きの線の描き方は、今までのジブリ映画では観たことがない(というかジブリ以外でも観たことがない)描写で「おお」と思いました。
あと背景。これもちょっとジブリでは最近あまり観ない背景だと思うんですけど…。自分はジブリ映画を全作品見ているわけではないですが、少なくとも有名作では観ないタイプの背景かなと思いました。
前半「あれ…?これ宮崎作品としてはおかしくね…?」と思ったのですが、後半ちゃんと「…だよね(半笑)」となってある意味ほっとしました。ただ、新機軸としてそうなって欲しくなかったという気持ちもあったのは確かです。まぁ、イメージとしては、こう?(あくまで私の手持ち画像から抜粋したイメージ):
人のお勧めするか?と言われればお勧めはしません。デートに向いているか?と言われれば向いているとも思えません。子供には訳分からないだろうと思います。見に行くのであれば腹を括って。
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