友人が「氷結 mottainai 浜なし」が美味しい…というので探してみたんですが、売ってないなぁ…と思ったら特設コーナーがありました。近所のスーパーに。
「浜なし」というのは横浜のブランド梨で、生産量が少なく割と貴重品です。大きくて甘くて値段が高いのが特徴で、品種は「幸水」「豊水」であることが多いようです。その規格外品を氷結に入れたのがこのmottainai。規格外品を安価に流通させるのは、ブランド価値維持の観点から好ましくないのでしょう。こういったお酒の形で流通させれば価値の毀損はないどころか価値向上にも繋がります。冴えたやり方です。
ただ、浜なしの生産量から、こんな氷結に回すほど規格外品が出るんだろうか…と不審に思ったので、計算してみました。
浜なしの全生産量…1,440t
うち、規格外品を10%とすると…144t
梨の水分含有量は88%なので、梨果汁の取れる量は…144*0.88 = 126.7t
氷結mottainai浜なしの生産本数が1,000万本だとすると、1本あたりの果汁量…12.67ml
まぁ、一応成り立ちますね。疑ってすみませんでした。
早速買い求めて飲んでみましたが、あまり甘くなく、スッキリしていて美味しいですね。他の梨ドリンク(ジュース)のようなわざとらしさも少ないし、これはいいと思いました。mottainaiという表記も海外でも通用しますし、インバウンド需要も拾うでしょう。
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