パシフィコ横浜で開催中の人とくるまのテクノロジ展に行ってきました。
いやもうすごい人。大盛況。人の密度はCP+の2倍くらいあったのでは…。完全にコロナ前に戻りましたね。
一時期は猫も杓子も電動化でしたが、今回はなりを潜め、本来電動化をやるべき本命の会社と、簡単には方向転換ができない会社、あとは感度の鈍い会社だけが引き続き電動化を推進している感じ。
目立ったのは検査装置とアシスト装置。人口減で働き手が確保できない中で、製造現場での事故は起きるわ、検査不正の不祥事は起きるわで製造現場の改革が至上命題であることは明らか。そこにニーズを汲み取るのは良いところを突いてると思います。
相変わらず姿が見えいないのはSDV (Software Defined Vehicle)。SDVを作るための環境の展示は盛況でしたが、ではそれでどんなSDVが作れるのかは誰も示せていません。ボッシュですらSDVを「SDVでは〜と言われています」とどこか他人事で表現しているくらいですから、無理もありません。個人的にはSDVは電動化に続く「蜃気楼」だと思いますけどね。
バイクのアイサイト的なもの(ADAS)の展示もありました。なるほどバイクのADASはまだまだ開発の余地はありそうですね。
あとはこれらの新技術にコストを吸い取られていく中で、いかに低コストで高級感を演出するかの技術。代表的なのはホットスタンプ加飾とかですね。形状や模様のみならず、色までも成型で作れるような技術の展示がありました。
1.5時間くらいで腰が痛くなってきたので退散したのですが、コンパニオンのお姉さんの露出度でそのメーカーがどんなメーカーかが垣間見える気がして、ちょっと面白かったです。
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