iMac 用の外付けSSD、結局「SanDisk Desk Drive 4TB」を選びました。Amazonプライム先行セールになっていたものです。配達は予定時間よりかなり遅れました。先行セールの段階からもう配達ラッシュが始まっているようです。
本製品を選ぶに当たって、ACアダプタがあることを嫌っていましたが、まぁ4TBともなると電源があった方が安定するのかなと思い直した次第です。なお真っ先にバスパワーで認識しないか試しましたが、認識しませんでした。
パッケージ。けっこう重みがあります。
開封。重さの主原因は本体です。重りが入ってるんじゃないかなと思いますが、USB-C ケーブルが10Gbps対応品らしく太いので、接続時はケーブルのクセによって本体が動いてしまったりします。同社のポータブル型のSSDと同じく、危険なため規格に定義されていないUSB-C→USB-A変換アダプタが付属しますが、SanDiskの専用USB-Cケーブルにしか接続できないように、接続部分に凹凸を設けています。
机の上にな空きスペースがなかったので、パソコン机の下の棚に置きました。アクセスランプなど特にありませんので見えなくても問題ありません。今まで宙ぶらりんのポータブル SSD を iMac にぶら下げていて視覚的にも不安定でしたが、これで見た目にはどっしり安定した形になって安心です。
早速 iMac M3 に接続してみました。Thunderbolt 互換ポートにではなく通常の USB ポートに接続しました。初期ドライブ名は「Desk SSD」、フォーマットは exFAT でしたが、すぐさま APFS でフォーマットし直しました。
速度ベンチマークを行った結果は以下です。
速度は公称値の 1000MB/sec 近い値は出ているようです。但し大量のデータを書き込んだ場合にはキャッシュ切れを起こすようで、その場合はWrite 300MB/sec 位にはなってしまうようです。
システムレポートを見てみます。
興味深いのは「必要な電流(mA)」がわずか8になっていることです。これはデバイス側に記憶されている値で、USBホスト側にどれくらい電流を使うデバイスなのかを通知するものです。これが 8mA ということは、やはりハナからバスパワーで動く気などサラサラないことが分かります。なお同社のポータブルSSD(バスパワー駆動)は、ここの値は 896 mA でした。
消費電力も測ってみました。
・書き込み時:6〜11W
・アイドリング時:5W
・ホストスリープ時:1W
・ホスト電源OFF時:1W
・通電状態のCalDigit TS4に接続時(ホストはスリープ):5〜11W
1日5時間くらい Mac を稼働させたとすると、一日を通じての平均消費電力は 2Wh 位だと思います。すると1ヶ月の消費電力は1.44kWhとなり、電気代(35.4円/kWh(東京ガス120kWh超))に換算すると月額51円です。まぁバスパワーでも電気代はタダではないのでいくらかはかかりますが、やはりACアダプタ装備となるとそれなりには食うなぁという印象です。でも安定稼働の代償と思えば許容できます。
ちなみに稼働中の温度は、室温27℃で本体47℃になりました。あまり上にはものを載せない方が良さそうです。
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