予約したりキャンセルしたりやっぱり予約したりしていたプラモデル「新庄アカネ(ニューオーダー)」(グッドスマイルカンパニー/アニュラス)が届きました。
事前の情報で、かなり整形色が細かく分割されている…と聞いていたので、すわ、バンダイお得意の多色整形技術が中国企業にいよいよキャッチアップされたと思ったのですが、そんなことはなかったです。(詳しくは後述)
パーツは箱に対してゆとりがある分量で収納。
これが一瞬「多色成形か?」と思った部分。腰のリボンの金色のストライプなのですが、多色整形ではなくパーツ分割でした。とはいえ多色整形ではないにしてもこれだけの複雑な曲面でパーツ分割できるのはCADのなせる技ですね。
こちらがリボンの金色部分のパーツ。やはり金色はプラスチック整形色では再現が難しいので、塗ったほうがいいでしょうね。ウエルドラインも目立ちますし。もう何年もゴールドをエアブラシしてないので忘れちゃったなぁ…ゴールドに少し赤を混ぜるとこの色が出るんでしたっけ…?
水転写デカール。肩のショールのラインはさすがにデカールでした。2本ずつあるのはスペアですかね。瞳はすでに顔パーツに タンポ印刷されたものが3種類付属しますが、そのほかに印刷なしパーツ用のデカールが付属します。
驚いたのは、膝、胸などにある青色の宝石状のパーツに対するデカール。No.11, 12, 13, 16ですが、これをデカールで再現させるってかなり無理があるような…。
標準のショールは体の動きに追従させるためにパーツ分割されてしまっているのですが、それではあまりにもリアリティがないだろうと言うことで、柔らかい素材でできたショールのパーツも付属します。最近どこかで軟質素材にも追従する新しい模型用塗料を見かけた気がするのですが、塗料があったとしてもいかんせんパーツが小さすぎてここに線を2本引くのはなかなかの超技巧だと思います。
ボックスアート。映画本編でキャラクターデザインを担当する坂本勝氏のプラモデル用描き下ろしです。箱の大きさは概ね、Fifure-rise Standardのウマ娘のスペシャルウイークと同じくらい、あるいはRGガンダム2.0と正面寸法はだいたい同じで厚さが7割くらいのイメージです。さほど大きくなくて助かります。
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