おでん缶と、非常用ラジオ

防災の日ですね。毎年この日の前後に少しずつ防災グッズを買い足しているのですが、今年買ったのはラジオとおでん缶です。おでん缶は「こてんぐ」で、秋葉原の自販機で2000年前後ごろでしょうか、ブームになったやつですね。あと写真には写っていませんが近所のスーパーで安かったみかん缶とみつ豆缶を買いました。いざというとき、非常食っぽいものは食べ飽きて、ご褒美食みたいなのが食べたくなると言う話を聞いて、こういったちょっぴりリッチな気分になれる?食べ物を買ってみました。

ラジオは普段使っているのはあるのですが、非常持ち出し袋に放り込んでおく用として買いました。

 

パナソニックの2千円以下で買えるラジオ、RF-P155。入手しやすく我が家のストックも多い単三電池2本で動くのがポインツで、この価格ながらデジタルチューナーによる不思議な動作のチューニング(後述)をする機種です。パナソニックのブランドを冠して謎のデジタルチューナー積んで、エボルタ2本まで付属して2千円以下は凄い。

 

ただ、使っているうちにちょっとクセがあることに気がつきまして、FMでNHK以外の局の受信が難しい時があるのです。チューニングダイヤルを何往復もしているとパッと電波を拾う時があり、一度拾ってしまえばクリアに聴こえるのですが、逆に、一度ロストしてしまうと拾うまでに大変…という状態です。ダイヤル操作がシビアということはなく、おそらくですが、家庭内に大量にある他の電子機器(Wi-FiルーターとかLED照明とか)と、このラジオのデジタルチューナーの相性なのかな…という気もします。

あ、誤解のないように書いておきますが、デジタルチューナーと言ってもデジタル放送を受信できるわけではありません。アナログのラジオを受信する回路がデジタルになっているだけです。しかし仕組みがよくわからないんですよね。価格からすればPLLシンセチューニングを搭載した受信ICが載っているだけと思われ、それを称してパナソニックが「デジタルチューナー」と呼んでいるのか…。

しかし受信した後の音の明瞭さは素晴らしく、2千円以下でよくここまでやるなぁ…と感心します。もちろんラジオですのでいかにもラジオらしい音ではあるのですが、ポケットラジオよりは一回り大きいので、その分だけ音が明瞭になります。

自分はラジオ組み立てキット全盛時代に育ったので、この歳になってもラジオってなんかときめいちゃうんですよね。何台あってもいいと思ってしまいます。

コンテンツというより、この小箱から空中を飛んでいる電波を拾って音が出ていること自体に感心して聞き入ってしまうのですが、意図せずこのラジオから流れていたK-POPを聴いた娘が、「最新K-POPなのにこんなレトロな音で流れてるの、オモロ」と笑ってました。

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