子供が天体に興味を持ってきているのですが、望遠鏡とか買う余裕は(仕舞う場所含めて)ないので、ツマが簡単なキットを買ってきました。
私が夏休みになるのを待って早速組み立て。小4女子とか小1男子にはやや難しい、くらいの難易度です。特にレンズに接着剤がつかないようにするとか組み立て説明書の一部を切り取って絞りにするというところは難易度高いでしょうね。
なので、私が作りました。所要時間は20分ほど。
意外と本格的な作りです。倍率は30xあるようです。
鏡胴が紙でできているので、好きな色塗りなどをして装飾ができるようになっています。
ただ、付属のスタンドではいかんともしがたかったので、手持ちの三脚に輪ゴムで固定してみました。
昼間に近所を眺めてみました。
接眼レンズにGR DIGITAL IVを当てて撮ったのがこの写真。こういう感じに見えます。
一眼レフに200mmレンズを取り付け同じ方向を撮影、トリミングしたのがこの写真。
まぁ普通に一眼レフに望遠レンズを持っているのであれば、光学的には30xの望遠鏡に対して全く代用可能ですね。
実際に星を眺めてみましたが、これがなかなか辛い。
三脚がフニャフニャなので像が安定しないし、カメラ用の三脚なので真上が見にくい。私の身長に合わせれば子供が見られず、せっかく位置を合わせても子供が少しでも望遠鏡に触ってしまうとズレてしまう…。
自分は家庭用の望遠鏡を弄るのは初めてなのですが、自分で本格的なものを買うとすれば何を重要視すべきか、このキットから学んだような気がします。そういう意味でも、初めて家庭用望遠鏡を買うことを前提に、このキットで予習やシミュレーションしておくのも有益かも知れません。
私が使ったことがある望遠鏡は、中学校にあった天体ドームに入ったニコンの口径150mmのやつなんですよね…赤道儀はサーボがズレてるし、床は木で振動伝わりまくりだし…でしたが、あれはモノとしては家庭用とは別次元ですからね…。これより少し細身で、ボロっちくて、鳥フンだらけでした(ぉ
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